アビームコンサルティングで、始めてセミナーを行います。

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早いもので、ABeam Consulting(アビームコンサルティング)に、入社して3ヶ月がたちました。皆さんからは、48歳の初転職ということもあり、かなりご心配をおかけしたと思いますが、3ヶ月も立つと、それなりに新しい組織、新しいビジネスに慣れてくるものです。このあたりは、かなりアビームのメンバーに助けられている点も多いと思います。

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アビームコンサルティング株式会社のロゴ

そして、3ヶ月が経過し、ようやくABeamでの、新しい仕事を発表できる時が来ました。考えてみれば、この数ヶ月メンバーと、日夜考えてきた新しいコンサル・サービスの発表です。本当に感慨無量です。そしてコンサル・サービスの発表会を、ここアビームの本社にて、2016年1月27日(水) 15:00~17:00で、行うことになりました。ぜひ、丸の内のアビーム本社にて、セミナーに参加いただければ幸いです。今回は、どの程度の期待値があるか、正直心配なので、60名のセミナーになります。詳細は以下のページを参照ください。

 

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ABeam 本社の場所

ところで、マーケティングとコンサルって、少し遠いですよね。しかし、期待値は高いようで、2016年初頭のcomexposium (ad techの主催会社)の「中澤 圭介が予測する、2016年のマーケティングトレンド」という記事でも、

2. コンサルティング企業のさらなる躍進

データマーケティングが経営課題として捉えられることで、この分野において経営コンサルティング会社の存在感が一層高まる。近年、広告会社とコンサル会社が競合することも増え、コンサル会社がエージェンシーを買収し、クリエイティブなどすべてに応えられる体制を整えてきている。企業は、どこをパートナーとすべきか、より広い見地から考えて選べるようになり、コンサル会社にとってはチャンスが広がる。エージェンシーは、自社の独自の強みや、貢献できる点を磨いて明確にクライアントに提示することでチャンスを広げていきたい。

と取り上げられています。確かに、今回発表するABeam DigitalのDigital Marketingに対応したコンサルも、上記のような課題解決を含んでいます。私たちのサービスは広告会社との競合はないのですが、その領域まで取り込んで行っているコンサルも存在します。私たちのコンサルサービスの詳細は、セミナーや、セミナー開催後にご質問いただければ、ご説明させて頂きます。

ここでは、コンサルとマーケティングの関係について、私の経験を少し紹介したいと思います。実は、私はマーケティング部門において、コンサルティング・ファームとの仕事が非常に多いので、ここではABeamの宣伝ではなく、私の経験を中立に紹介したいと思います。

最初のコンサルティング会社との取り組みは、インターネットが始まって間もない、2000年代初頭の話でした。一緒に行わせていただいたのは、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ様でした。目的は、Webマーケティングの活用方法と、今後のLoad Mapの策定でした。

2000年代初頭の企業には、まだインターネットやWebに関する専門のマーケティング部署は存在しておらず、私たちはいち早くその組織を立ち上げました。しかし、行う仕事が多いのです。事実、私は当時、Webサーバーの管理者でもあり、HTMLのコーダーでもあり、アクセス分析Tool(当時は、Analogというソフト)の運用を行い、そして広報のニュースリリースも、商品の広告サイトの企画も行っていました。しかし、優先順位は決まっていないは、みんな好き勝手にサイト作ろうとするはで、混乱していました。そこで、Web Marketingのあるべき姿を、関係者200名くらい巻き込んで、策定するというのがこのケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ様とのプロジェクトでした。

このプロジェクトで、さまざまな関係者から意見を吸い上げ、ある基準に基づいて集約させ、そしてそれを膨らませて、また最終的に強力なLoad Mapの策定を行うということを体験し、理解することが出来ました。また、会議のファシリテーションが、どれだけ重要かと学べたのはこのプロジェクトのおかげでしょう。以後、Web広告研究会などで、会議を率先してリードできるようになったのは、この頃のおかげだったと思います。

そして、会社としてもこのLoad Mapの中に、Webのインフラの強化が、はっきりとした形で盛り込まれ、日本の企業としては、早い時期にTeamSiteというWeb Contents Management Systemを導入することが出来ました。そして、これに続いて、さまざまなWeb関係のIT Toolの導入をスムーズに行うことが出来る体制・予算を確保したのでした。

マーケティング部門で、IT予算を取ることは今でも非常に難しいと思います。しかし、このケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ様とのプロジェクトでは、情報システムとのバーチャルな組織作りの重要性も、幹部に説明が出来き、そして情報システム部門以外でもIT予算が必要なことを説明できました。このことは、本当に大きなメリットだったでしょう。当然、社内の関係者ではこのことに気がついているのですが、きちんと議論を尽くして、幹部にプレゼンできたこと。客観的な、情報をコンサルティング・ファームに頂き、優先度を幹部に説明できたことは、何よりも日本の企業では重要だったかもしれません。

その後も、コンサルのサービスは、使いました。時には、システム・インテグレーターのサービスに、時期のWebサイトの仕様を決めるためにもコンサルして頂きました。また、ある時には、何人かの有識者に入って頂き、Web広告とその分析について、コンサルしてもらうこともありました。 そして、前職では転職する直前までも、デロイト・デジタル様とのプロジェクトが進行していました。

このように、2000年から2015年までの時間の半分程度は、コンサルとのプロジェクトがあったと思います。コンサルと仕事して良かったと思うのは、企業の視点と、個人の視点から以下があります。

企業の視点

  • 複雑な関係者をProjectという名の下に集められ、利害関係の調整が可能である。
  • 新しい概念の仕事や予算設置に対して、外部・客観情報を加えることで、幹部の判断が容易になる。
  • 日常業務と異なるProjectの仕事では、本来組織が行う中期・長期の計画が実行可能な形で立案できる。

個人の視点

  • コンサルの仕事の進め方のいくつかには、自分で取り入れたほうが良い技術が多く、修得可能である。
  • 企業のProject Managerになれば、それ以上に自分の能力と向き合うことになり、自分の成長も引き出せる。

こんなことを感じており、今回はあまりコンサルティング・ファームと接点の少ないマーケティングの皆さんに、新しいコンサルサービスを提供しました。

でひ、組織の中のマーケティングを変革しようと思っている皆さん一緒にProject.行いましょう。

 

Super Bowl 50まで、残り1か月。NFLファンでなくても、コマーシャルは楽しいよ。

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アメリカン・フットボールのBig Gameである、Super Bowlは、2016年2月7日(日本時間、2月8日)にカリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで開催される。今年のSuper Bowlは、第50回という記念すべき大会である。

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Super Bowl 50のロゴは、ローマ数字ではく50が採用。

アメフトの歴史は、後半はテレビの歴史とかなり関係が深い。Wikipediaの過去のスーパーボウルの視聴率と広告費のデータにもあるように、毎年米国で1億人がテレビで観戦し、その30秒のコマーシャルの価格は、Super Bowl 50で、約500万ドル、つまり約5.9億円となる。約6億円は高いと思うかもしれないが、1億人が見ることを考えると、一人当たり6円のコストとなり、郵送のダイレクト・メールより安いのである。

ところが、このSuper Bowl、過去では視聴率はそれほど高くなく、広告の価格も高くなかった。1984年1月22日開催の Super Bowl XVIIIの視聴者数は、77,620,000で、30秒の広告は$368,200で販売されていた。約4000万円である。一人当たり、0.005ドルでコミュニケーションができることに気づいたら、アップルがこのSuper Bowlに最初のTVコマーシャルを流したことはとても有名な話である。

実は、このappleのSuper Bowlでのコマーシャルの活用から、このスーパー・ボウルのコマーシャルの価格は高騰する。

そして、各社コマーシャルに特別なものを作り、Super BowlのCM事態が話題になるようになる。私にも、気に入ったコマーシャルは、いくつかある。例えば、次のpepsiのCMは、pepsiの歴史と、その時代のシーンを、実に上手にブリトニー・スピアーズが演じている。

そして、今年のスーパー・ボウル50も、早くも楽しみなコマーシャルがラインアップされているようである。え、日本では見られないと思う方、ご心配なく。このSuper BowlのCM、多くはTVでOn Air後に、ネットでも配信されます。事実、http://www.superbowlcommercials2016.org/2016-advertisers/でも、少しづつ公開されていますよ。

あ、Super Bowlとスーパーボウル(ゴム・ボール)って関係あるのって。はい、あります。もともとは、AFL–NFL World Championship Gameと言っていたのですが、ある時にゴムボールのSuper Bowlの跳ね方を見て、このようにエキサイティングなゲームにとの思いから、Super Bowlになったそうです。

さぁ、今年のSuper Bowl50、ゲームもコマーシャルも楽しみましょう。

IT酒場放浪記に、出てみた。何で、転職したのって沢山聞かれたので!

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今日は、クリスマス・イブですね。そして、明日は、クリスマス。そう、年賀状も今年のうちにって、みなさん12/23が一応の目安だったの忘れていませんか?そして、年賀状に、今年多く書いた言葉は「転職しました」でした。

はい、初めての転職。そして、高齢転職。みなさんに、沢山聞かれるんですよね、「Who Japanese People?」。

そこで、なんとハンズラボの長谷川秀樹さんの、「IT酒場放浪記」に出て、理由語ってみました。本当は、吉田類先生の「酒場放浪記」に出たいんですが….

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思えば、最初に長谷川さんに会ったのは、アジャイルメディアさんの「ソーシャルメディアサミット2012」でのスピーカー登壇が最初でした。この時の講演が面白く、ヒントが多かったので、すぐに名刺交換をしたのを良く覚えています。そう、マーケッターは外に出て、情報収集するのも、仕事ですからね。

そして、今回は取材して頂き、Web広告研究会の代表幹事で考えていたことや、今後のことについてお話しましたよ。あっという間に、時間が過ぎて、大変でしたが。

そして、この転職、面白すぎるらしく、今度セミナーにも出てしまいます。みんなで、働き方や、キャリア形成について、考えましょう。ここは、アビームコサンルティングとしてではなく、1ビジネスマンとして、みなさんと議論できればと思っています。そして、そのセミナー、奥谷さんと一緒です。セミナーは、「本間充×奥谷孝司 スペシャル対談イベント」というタイトルで、2/10に行います。

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奥谷さん

もちろん、転職しただけでは、何の意味もないので、いよいよ1月には、新しいコンサル・サービスを発表します。こちらは、正月が開けたら、また告知しますね。ちなみに、発表の日は、1/27の午後です。時間を空けておいていただけるとありがたいです。実際にセミナーを行い、そこで新しいサービスの紹介を行う予定です。

 

BBT マーケティングライブ、次回は第3回Webグランプリ特集

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マーケティングライブの収録

私が、Web広告研究会の代表幹事を辞任して、早くも2ヶ月が経ちました。そして、後任にNECの田中滋子さんになって頂き、とても安心しております。

そして、私が講師を務めるビジネス・ブレーク・スルーCh.マーケティングライブでは、毎年Web広告研究会のWebグランプリの受賞サイト・受章者の特集番組を放映しており、本日は第6代代表幹事の田中さんとの共演を無事にさせていただきました。そして、実はアナウンサーの植村さんには、授賞式の当日も司会をして頂いていました。

本日、第3回のWebグランプリの企業サイトを見ながら、田中さん、植村さんとお話したのですが、企業のサイトは本当に、この数年で大きく変わったと思います。

例えば、B2B部門の岩崎電気株式会社の「簡単に選べるLED工場照明」は、製品カタログではなく、製品選びのコンセルジュのようなサービスだと思います。今までのB2Bサイトでは、すべての製品の網羅性や、情報のレベルの統一という、社内の仕組みの調整がメインだったと思いますが、すでにそのフェーズは終わっていないといけないことを感じさせられます。

B2C部門のグランプリである、サントリービジネスエキスパート株式会社の「サントリー天然水の森 人類以外採用」は、通常のCSRレポートをここまで分かりやすい、そして面白いサイトに仕立てています。CSR活動の中には、CSR活動の報告も含まれると思いますが、ここまでプレゼンテーションにこだわったCSRレポートはないのではないでしょうか?

このように、Webサイトは、コンテンツ以上にサービスの領域や、プレゼンテーションの進化といった領域での発展が多くあることを、ビジネス・ブレーク・スルーCh.マーケティングライブの収録で、田中さんとの対談の中で、たくさん気づくことができました。

ここですべて書くと番組が面白くなるので、残りは番組をお楽しみにしてください。あ、契約していないと見れませんが、誰でも契約は、ビジネクブレークスルー視聴の申し込みから出来ます。この番組の初回On Airは、1月12日になりますよ。

ちなみに、企業Webサイト賞は、以前は企業Webグランプリという名前で、2007年にスタートして、初回の司会の一人は私だったんですよ。2007年12月17日、サントリーホールで司会していました。

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企業Webグランプリで司会をする私

その当時と比べると、サイトの質も変わったし、私も変わりましたね。

Tokyo Olympic 2020と放送・通信

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みなさんは、平成27年版の情報通信白書をご覧になっただろうか。昔は、この情報通信白書で、インターネットの普及率を確認して、自分たちのWebサイトのアクセス予測を立てたりしましたが、確かに、最近はあまり見なくなりましたね。

この白書の第2部第4節は、「オリンピック・パラリンピックとICT」というタイトルになっています。

1964 東京オリンピック

1964 東京オリンピック

1964の東京オリンピックは、世界初の「テレビオリンピック」。カラー映像でのテレビ中継が、このオリンピックから始まり、日本でのカラーテレビの普及が進む。そして、オリンピック初の衛星放送による生中継もこの1964東京オリンピックからである。

長野大会

長野大会

1998年の長野大会では、「インターネットの本格活用」がされたオリンピックであった。

そして、2012年のロンドン大会は、「史上初のソーシャル五輪」と情報通信白書の中ではまとめられている。

では、2020年の東京オリンピックはどうなるのか。白書の中では、総務省らしく、「4K・8K」の普及としている。いや、それも楽しいのだが、もう少し面白いことはないだろうか。

そこで、私が提言したいのでは、映像のレイヤー化である。つまり、生中継の映像に、解説や他のレイヤーを重ねる方法である。どんなものか少し紹介しよう。これは、ACC CM Festival 2015でも受賞した作品である。

このニコ生超会議の相撲では特殊エフェクトで臨場感を高める映像を作っている。このように、エンターテインメントにする可能性もある。いやまじめにスポーツ解説してほしいという場合には、

このFencing Visualizedのように、リアルタイムに映像で解説する方法もあるだろう。今まで、音声の解説はあったが、映像の解説は、あまり増えてきていなかった。このような方法を使い、この追加されたレイヤーを広告主のスポンサード枠として販売すると、広告枠も増える。事実、地上波デジタルテレビでは、実質1波しか使われていないわけで、使っていない波で、この合成映像を流すのはどうなのだろうか。

IoTとスポーツの関係も近づいている。2020東京オリンピックは、全く違う映像の作り方に挑戦し、新しい広告モデルを作るのはとても面白いとおもうのであるが。

みなさんは、どう思うだろうか。

Direct Summit 2015参加終了。来週もad tech Kansai 2015ですが。その前に、考えようDigital 環境の進化

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今年日本で初開催となった、Direct Sumit 2015が、9/9のオプショナル・ツアーも含めて終了となった。会場では、ダイレクト・マーケティングを行う理由や、製造業が行えるダイレクト・マーケティングと、流通業が行えるダイレクト・マーケティングの違いなど、相互に議論があり、非常に実りの多いイベントとなった。

ラウンドテーブル・ディスカッションで進行役をした私

ラウンドテーブル・ディスカッションで進行役をした私

そして、その後の帰りの飛行機の中でふと気づいたことがあり、ここで披露したい。そして、皆さんからの意見を伺いたい。意見は、私のSNSにコメントしていただいても良いし、来週のad tech Kansai 2015で、Face 2 Face で話ができれば、もっと良い。

議論したい背景は、ダイレクト・サミットの期間中、ダイレクト・マーケティングの進化を前提に議論してしまったように思うことに由来する。もちろん私たちも進化するが、お店もDigitalを活用して、接客の中のコミュニケーションは変わるし、もっと変わるのは消費者の情報接触、商品探索のDigital化かもしれない。

実際に、私がリードさせて頂いた、ラウンドテーブル・ディスカッションで行ったテーマは「オムニチャネル」への取り組みであった。その議論の背景に、参加者の多くがEC・通販で商品を届けてもらうことが便利との考えを持っていたと思う。でも、これから既存流通が今まで以上に、配送の充実をはかり、たとえばAmazonのように、お店から12時間以内配送など行えるようになったらどうだろうか。そして、お店に行く前に、見たい商品を実際に指定して来店するようなサービスが増えたらどうだろうか?(実際には、松屋銀座がこのサービスを開始している。)

そして、消費者も変わる。次の動画を英語だが見て欲しい。

世界最大級のガラスメーカーの作ったこの動画は、消費者の情報接触方法が大きく変わることを、見せてくれている。この動画を見ると、消費者は、自分の好きな情報探索方法や形式で情報を求めて、製品を探索・購入すると思える。

これを見ると、今の既存製造業のビジネスを維持したまま、製造業がダイレクト・マーケテインンぐに参入することに矛盾も感じる。消費者は自分にふさわしいものを探したいのであり、既存製品ラインから自分にふさわしいものを選択したいのではないからである。

つまり、今まではBetterなものを探すのが消費者の基本購買行動だった。これからは、その精度はさまざまあっても、Bestな商品を、もっと言えばカスタマイズも含めて探したいのだろう。つまり、すべてのカテゴリーで、Easy OrderやBTOが選ばれる可能性があるのだ。

このように推論していくと、ダイレクト・マーケティングの行きつく先は、顧客とどのように直接対話し、どのようなサービスを顧客ごとに直接提供するかであり、大量に販売するための販売チャネル対策でないことを、痛感したのである。

来週も、ad tech Kansai 2015が開催される。ここでは、新しいマーケティングの話、コミュニケーションのためのクリエィティブなど、多岐にわたるTopicsの情報交換が行われる。もちろん、このような基礎的な内容を、理解し議論することは必要である。

そして、その傍ら自分たちの事業が、消費者とともに、Digitalを使ってどう変わるのかということも考えないといけない。

マーケターだけが、Digitalを活用するのではなく、消費者もDigitalを使いこなしているのである。きちんと、消費者の環境変化も推測しながら、自分たちのビジネスを考えないと足元が揺らぐのかもしれない。

私は、ad tech Kansai 2015で、[ B-8 ] データ活用とオートメーション化による近未来メディアプランニングとはに登壇するが、初日の「Opening Night Networking Party」では、ぜひこのようなことも含めて、意見交換をしたい。意見・アドバイスのある方は、ぜひお話しさせてください!!

ダイレクト・マーケティングの定義を考えるとヒントあるかも。Direct Summit 1日目の気づき

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今日から、Direct Summit 2015に参加するために鹿児島に来ております。このDirect Summit 2015は、dmg:events Japanが主催する、完全招待制のカンファレンス(合宿)になります。

ホテルから見える、桜島

ホテルから見える、桜島

場所は、鹿児島城山観光ホテルという、非常に落ち着いた環境の良い場所で2日間のカンファレンスが開かれます。

その初日のキーノートは、大広の松浦信裕さんの、ガンホーの橋本裕之さんの講演でした。講演の中で、通販事業は、プロダクトとサービス提供の両方が必要なことを話をされていた。この中での話は、「ガンホーの舞台裏を知りたくないか?詫び石の誕生やヒット作連発の秘話を公開」という週刊アスキーの記事にきれいにまとめられている。

さて、その講演を聞いているときに、ところでダイレクト・マーケティングの定義は何か疑問になった。直接販売、通信販売はInternetの登場以前からある。しかし、Internetの登場後、ダイレクト・マーケティングは、過去の通信販売のInternet化と意味が違うはずだと思ったからだ。

日本語のWikiopediaの「ダイレクトマーケティング」には、以下のように書かれている。

ダイレクトマーケティング(direct marketing)とは、標的消費者として慎重に選ばれた個人あるいは法人から直接反応を獲得し、リレーションシップを構築していくマーケティングの方法であるが、今日的な意味においては、マーケティングの一部でもマスマーケティングの対照となるものではなく、情報テクノロジーの驚異的な進化により、マーケティングの発想と技術を革新させたもの、ととらえるべきである。

何とも、短くしかもわかりにくい。

英語のDirect Marketingのページの出だしの定義とは大きく異なっている。

Wikipediaの情報が、必ずしもすべて正しいとは限らないが、日本語の定義には、以下のような視点が欠落しているかもしれない。

  • お客様とのコミュニケーション方法
  • お客さまから頂けるデータをより良い製品・サービスにつなげるマーケティングのプロセス

商品を購買してもらう時には、コンビニにはコンビニ流の、百貨店には百貨店 流のコミュニケーションが存在する。ダイレクトマーケティングには、ダイレクトマーケティング 流のコミュニケーションがあるはずであるが、日本の多くの製造業がオンライン販売に出るときに、コミュニケーションの設計を最適化しているであろうか。このコミュニケーションにより、そのダイレクトマーケティングのお店のBrandは決まると思うので、商品の配置同様に重要なテーマだと思う。

次に、ダイレクトマーケティングでは、さまざまなデータが取得できる。メーカーにとっては、直接販売で、直接顧客と対峙できることも大きなメリットだ。もちろん、さなざまなInternetの技術を使うことでも、データが取れるが、重要なのはそのデータの活用方法だと思う。事業側からすると、高いコンバージョンスを作るために、データを見ることが多いと思うのが、一番良いのは、良い商品・サービスを作ることが重要だと思う。

つまり、ダイレクトマーケティングは、販路の拡大のために事業化するのではなく、より良い顧客との関係づくりと顧客のニーズに向き合うことではないだろうか。

Direct Summit 2015のオープニング

Direct Summit 2015のオープニング

今回のDirect Summit 2015では、そんな基本的なことも考えられる、非常に良い機会になっている。

マーケティングに使うRのための本紹介。今からでも遅くない。そして、簡単なものも。

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前回のBlogの記事「実務で使う統計手法は、5つ。すごい、そんなシンプル?」は、大変話題になり、公開2日間で、20,000PVを超えるアクセスになった。

はてなブックマークでは、約1000人の方が話題にしてくれたし、GigaZineでも、9月2日のヘッドラインニュースとして取り上げられた。

そして、直接読んだとの感想も頂き、私としては嬉しい限りである。その中で、ソフトとして「R」を取り上げた。そこでは、「R」の紹介だけだったので、少しマーケッターの方向けの情報を、ここで紹介したいと思う。

まずは、Markezineのサイトには、「R」に関するまとめのエントリーがある。「実践!WebマーケターのためのR入門一覧」には、ソフトのインストールの方法から、基本的な分析やグラフの作り方まで解説があります。

ネットのページよりも、手許に本を見ながら読みたいという方におすすめなのは、多少高いのですが、共立出版の「Rで学ぶデータサイエンス」シリーズから、

マーケティング・モデル (Rで学ぶデータサイエンス 13)」( 2010/12/8)里村 卓也 (著), 金 明哲 (編集)

を、おすすめしたい。この本では、実際にRのプログラミングについても多くの部分が割かれており、初心者でもわかりやすい校正になっているだろう。この本を読んで、理解できたら、他の共立出版の「Rで学ぶデータサイエンス」シリーズを読んでみても良いだろう。

なお、この2人が書いた最近の本では、「 マーケティング・データ分析の基礎 (シリーズ Useful R 3) (2014/10/24)」里村 卓也 (著), 金 明哲 (編集)という本も出ている。この「シリーズ Useful R」というのは、先のRで学ぶデータサイエンス」の後継のシリーズであり、より理論から応用によったシリーズになっている。

これだけ、このように「R」を使ったマーケティング分析を行うためには、必要な情報がかなり充実している。また、ユーザーも多くなったので、マーケティングに特化したRのOff会などがあっても良いのかもしれませんね。

実務で使う統計手法は、5つ。すごい、そんなシンプル?

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昨日、このBlogでも開催を告知した、「2015年9月1日の日経Big Dataのセミナーの内容完成。メディアの出稿金額とリーチの関係の数式も初公開!」の「データ分析と数学を基にしたマーケティングの実践」というセミナーが無事に終了しました。Marketing & Mathematics という、一瞬かけ離れた内容にも関わらず、50名程度の聴講者がいたのには、驚きでした。

左から2人目が、私。中央が、渋谷さん。その隣が内野さん。

左から2人目が、私。中央が、渋谷さん。その隣が内野さん。

このセミナー、冒頭の渋谷 直正さん(日本航空 旅客販売統括本部Web販売部 1to1マーケティンググループ アシスタントマネジャー)のお話がとても参考になりました。

まず、渋谷さんはご存知のように、2014年に「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞され、ビジネス・サイドにおける、データサイエンスのリーダー的存在です。

その渋谷さんの「実務で使う分析手法は5つで十分、マーケターこそデータサイエンティスト候補」という講演は、多くの示唆に富んだものでした。

まず、みなさんが気にしている5つの手法とは、

  • クロス集計
  • ロジスティック回帰
  • 決定木
  • アソシエーション分析
  • 非階層的クラスター分析(k-meansなど)

の5つです。統計の教科書にはさまざまな手法が出てきますが、マーケターが実務で使うのはこの5つ程度だと説明されるのです。でも、この説明には、私も思い当たる部分があります。東大の数学の授業で、「人の顔の表情と、その表情からうける印象の関係」を数学的に議論していた時に、最初にやるのは、「よく表情の変わる人のデータ」と「無表情な人のデータ」のクラスター分けは最初に行い、その後数学に持ち込んだりします。また、ある時には、決定木をつかって、関係ある因子を洗い出したりします。その意味では、この5つで満たされるのかもしれません。

渋谷さんの「実務で使う分析手法は5つで十分」は、私も合意するところです。

次に、「マーケターこそデータサイエンティスト候補」という部分ですが、やはり問題意識を持っている人が分析を行わないといけないのでしょう。ただし、エクセルや情報システムに任せる部分もあると思うので、そこは相手に任せて、何をどう分析して、何を改善したいのかを明確にして、分析することが必要なのでしょう。

たまに、「データを見ていたら、次の手がわかる」という人がいますが、私は違うと思います。「どのようにしたいかは決まっている。データを見て、その戦略を作る」が正しいのだと思います。みなさんは、恋人探す時に、さまざまな人のデータを眺めて、その中から選びますか?いや、付き合いたい人が決まったら、その人のことを調べてアプローチするのではないでしょうか?

今回の渋谷さんの講演、新しい発見もあり、また私の考えを整理できる部分も多く、本当に勉強できました。

このセミナー、最後に内野さんと3人でパネルディスカッションがありました。その中で、感じたことをいくつか?

以外と、Big Dataブームの時に話題になった本を読んでいる人が少ないかもしれません。ブームは一過性かもしれませんが、良書は永遠なので、再度ここで以下の3冊をお勧めします。この3冊は統計の本ではなく、企業の中に、Data分析に基づく文化を作るために参考になる本です。

Thomas H. Davenport Quotes

Thomas H. Davenport Quotes

「分析力を武器とする企業」では、企業の中のデータ分析の事例が多くまとめられており、マーケティング以外にもデータ分析が事業を支援することが多くまとめられております。

「分析力を駆使する企業 発展の五段階」は、「分析力を武器とする企業」のまとめの本で、企業の中に分析の文化をどのように根付かせるか?どのような組織で行うべきが。どのようなリーダーシップが必要かまとめられています。

「データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」」は、まさに1データ・サイエンティストの活動記録のような本で、どのようなツールを作るか、どのようなレポートをするかまとめられています。

これらの本は、とても参考になります。統計の本を読みながら、この本も読むことを強くお奨めします。

次に、分析に使うソフトはパネルで聞かれたのですが、その時には、リンクは紹介できなかったので、ここできちんと紹介します。現在は無料の分析ソフトがいくつかあり、有名なのは、Rです。本家のサイトは、当然英語なので、日本語のサイトとなると、

が、とても参考になるでしょう。このツールでは、まさに渋谷さんが説明された5つの手法がこのソフトで網羅されています。そのほかにも、以下のソフトが非常に便利です。

  • RStudio
    • Rを、プログラムというよりは、画面操作で簡単に扱えるようにしたもの
  • Tableau
    • データの可視化ツール。本製品は有料ですが、トライアル版もあります。
Rの画面

Rの画面

さまざま、現在のデータ・サイエンティストにはツールも用意されているのです。もちろん、最初はエクセルで十分なはずです。

最後に再度、次世代の渋谷さんを目指していう皆さんに。ぜひ、実務者の皆さんが、分析の目的を明確にして、シンプルな分析で、事業貢献できたという事例を作ってください。そして、実務の問題は、統計の難しさではなく、実務に対する貢献度であることもお忘れなく。

そして、もし複雑な問題、または先が見えなくなったときには私のようにアカデミアに近い人に相談いただくのも、一つの方法だと思います。その時は、コンタクトをお待ちしています。

後日、Rの参考書を以下にまとめました。

こちらも、ご参考ください。

マーケティングに使うRのための本紹介。今からでも遅くない。そして、簡単なものも。

ad tech Kansai 2015 「データ活用とオートメーション化による近未来メディアプランニングとは」の打ち合わせ終了

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ad tech Kansai 2015まで、残り2週間ですね。今年も、光栄なことにモデレーターとして、[B-8]「データ活用とオートメーション化による近未来メディアプランニングとは」に参加させていただくことになりました。そして昨日、スピーカーの方と打ち合わせ終了しました。

原田 博植さん、長崎 貴裕さんと、ヘルシアを飲みながら打ち合わせ中

原田 博植さん、長崎 貴裕さんと、ヘルシアを飲みながら打ち合わせ中

今回のパネルはまず、スピーカーが素敵です。

  • 原田 博植さん(写真 左)
    • 株式会社リクルートライフスタイル アナリスト
  • 長崎 貴裕さん(写真 右)
    • 株式会社インテージ INTAGE.inc

お二人とも、ad tech Kansaiは去年に続いての登壇です。そして、原田さんは、UI/UXなどのユーザーの行動やコンテンツ接触が得意です。長崎さんは、さまざまなメディアの接触の専門家です。

つまり、二人いらっしゃると、コンテンツのクリエーションのオートメーションも、メディア投資のオートメションも両方お伺いできそうなのです。

実は、『Web広告研究会セミナー「マーケティングサポートツールの最新状況 ~マーケッターの業務がこう変わる~」が、終了。面白かった。 』というセミナーを先週開催しました。確かに、この時のオートメーションはメール・マーケティングが中心でした。しかし、このセッションは、「近未来」がテーマなので、この後起きそうな、または起きて欲しいオートメーションについて、議論したいと思います。

ぜひ、データ・サイエンティストの方、広告主・事業主のマーケティング担当の方。そして、企業の将来の事業設計を行っている方は、9/16(水) 14:00~14:50に、グランフロント大阪のトラックBのお部屋にお越しください。[B-8]「データ活用とオートメーション化による近未来メディアプランニングとは」ですよ。一緒に議論しましょう。

アドテック関西の部屋割(トラックAは4F)

アドテック関西の部屋割(トラックAは4F)

そうそう、まだ有料パスを購入していない方もいるかもしれませんね。こっそり、割引コードをお伝えしますね。

アドテック関西2015のパス購入ページで、チケットを選んだら、最後のプロモーションコード入力欄に

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を、入力してください。少し安くなるはずです。ちなみに、このトラックに参加するには、Full Conference Passでないと、入ることはできません。

そうそう、私はad tech Kansaiに初日から参加して、初日のネットワーキング・パーティーには参加しますので、、ぜひそこでも声をかけてくださいね。いろいろと、議論しましょう。

さぁ、これからパネルディスカッションの準備します。