もっと、Brandを大切にしてはどうだろうか?

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最近、経営者の方がBrandに対して、軽く考えている事象が続いていると思うのは、私だけだろうか。「業績不振の大塚家具 提携戦略は実を結ぶのか」では、大塚家具とTKP会議室の融合。「楽天市場が、ビックカメラと提携?うまくいくのか。」というニュースもあった。

少し気になってきたので、「日本を復活させるB2Bマーケティング」で、「B2B企業は「ブランドイメージ」を大切に扱っているか」という記事で、他の事例も含めて、少しまとめさせてもらいました。

思うに、このような企業間連携や融合の議論のときに、「お金」の問題だけが議論されていて、顧客、相手先の受け取り方を議論していないのではないだろうか。もっと、悲劇なのは、このような重要事項の決定の際に、マーケティング的な議論がされていないのかもしれない。来年もこのような話は出るのだろうが、ぜひマーケティングの考えも参考にして、顧客にとっても意味のあるBrandの統合や融合を行って欲しいと思う。

 

 

12/13(水)に無料セミナーに登壇します。「デジタル時代の、マーケティング。- Not Digital Marketing 」

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もう気がつくと、12月、師走ですね。コンサルタントになって、3度目の12月なのですが、この3年成長したのかというと、ビジネスの範囲は広がったのですが、個人的には….。まぁ、それは大晦日に反省します。

さて、最近セミナー登壇が、有料のものが多かったのですが、今回は無料のセミナーなので、大々的に告知します。

デジタル マーケティング マネジメント デイ 2017 Winterという、SBクリエイティブ株式会社のセミナーになります。詳細は以下になります。

デジタル マーケティング マネジメント デイ 2017 Winter

デジタル マーケティング マネジメント デイ 2017 Winter

  • 日時
    • 2017年12月13日(水) 11:00~17:00 (受付開始 10:30~)
  • 会場
    • ベルサール神田
    • 〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル2F
  • 定員
    • 300 名
  • 受講料

さて、私の話の内容は、タイトルからあるように、前からお話している「マーケティングのデジタル化」の奨めになります。もう多くの領域では、「マス・マーケティングが崩壊している」こと。だからターゲットとなる「顧客の理解」が、重要であること。そしで、コミュニケーション・チャネル、メディアとして「アナログ+デジタル」を上手に組み合わせるべきであることを中心にお話しようと思っています。

「マス・マーケティングの崩壊」は、いくつかの代表的なデータをお見せしながら、お話します。また、「顧客の理解」については、意外と私たちが見なくてはいけないデータすら見ていないことも確認します。

また最後の、メディアに関しては、IT Pro Marketingの私の連載

に寄稿させていただいたことを、解説させて頂きます。

私のセッションは、12/13(水)の11:00~11:50と、非常に忙しい時期の午前中になりますが、ぜひ、皆さんに会場でお会いできればと思います。セッション後も、多少時間がありますので、会話ができればと思います。

Digital 担当者こそ、今のアナログ・メディアの勉強が必要かも

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いや、めっきり寒くなってきましたね。私は、週末「近未来ハイスクール」の準備に札幌に行くのですが、その前に少し風邪気味になりました。あー、治さないと。皆さんも、寒くなってきたので、ご慈愛ください。

そして、MIKEがんばって、原稿書くってよ!にも書きましたが、今日はIT Pro Marketingの日本を復活させるB2Bマーケティングに無事に記事を寄稿したので、そのご紹介です。今回は、「技術がもたらしたメディアの変化に「鈍感」のままでいけない理由」という記事です。

じつは、この記事は2年ぶりにWeb広告研究会に伺います。で、登壇したWeb広告研究会のセッションを考えているときに考えた意見です。実は、Digital Mediaの担当者の方は、アナログのメディア担当者に向けて、「Digital Mediaの話が一緒に出来ない」とか「新しい広告技術の話が社内で出来ない」などと、不満を話されることがあります。では、逆にDigital Mediaの担当者の方は、アナログ・メディアの進化を理解しているのでしょうか?

working ?

Digital Media?

例えば、映画。ご存知のように映写機からフィルムが消えて、映写機もプロジェクターに変わっています。つまり、映画も実は、Digital Mediaに変わりました。このような変化が、いたるところで起きています。

以前は新人の宣伝担当者は、放送局や新聞社に見学に行き、メディアの仕事を理解する時間がありました。しかし、以外にもDigital Mediaの担当者はこのステップをスキップしました。

そして、生活者・お客様はメディアの垣根なくコミュニケーションしています。

これらを考えると、今はDigital Mediaの担当者が。すべてのメディアに関して理解することも必要なのではないでしょうか。「技術がもたらしたメディアの変化に「鈍感」のままでいけない理由」を読んで、ぜひ実行に移していただけたらと思います。

次回の日本を復活させるB2Bマーケティングの寄稿は12月、早いですね。今年も終わりです。

もう、デジタル・メディア、アナログ・メディアという言葉、使うのやめませんか。

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さて、今日は札幌です。札幌は、もうしっかり秋で、木々の紅葉が始まっています。そして、これから、No Mapsに登場します。「AIからHI(Human Intelligence)へ」という、ワクワクするタイトルのパネルディスカッションのモデレーターを、なまら北海道弁で行おうと思っているっしょ。パスがなくても参加できる無料セッションです。事前申し込みだけして、冷やかしにいらしてください。

さて、それとは別に、今月もIT Pro Marketingの「日本を復活させるB2Bマーケティング」に新しい記事を公開できました。お題は、「デジタルマーケティングのメディアに「アナログ」は不要なのか」です。実は、この件2年ぶりにWeb広告研究会に伺います。で予告した、Web広告研究会のセミナーの内容にも近いのです。

私のことを多くの方が、デジタル・マーケティングの人という肩書きを付けて加えていただけます。はい、そのこと自身は私もありがたいですし、否定はしません。

ところで、私の好きな言葉は「昼ビ」です。そう土曜・日曜に、昼からビールを飲むことです。まぁ、午前中は、「日本を復活させるB2Bマーケティング」の原稿を書いたり、さまざまな外部講演の発表資料を作っているので、単なる「飲んべぇ」ではないと思っていますが。なぜ、「昼ビ」をするか。人と話したいからです。

その人との会話が、LINEやメッセンジャーを使いますが、それは補助ツールであり、LINEで会話するのも多くの場合「今日、何時に会う」とか「どこに出かける」という内容だと思います。つまり、コミュニケーションがLINEで完結することはすくないと思うのです。

人は、このように新しいツールを手にすると、そのツールも昔の手段に加えて使いこなすだと思います。

ところで、たまにデジタル・マーケティングの話をすると、デジタル・メディアに、もっと活用や予算を寄せないという話になることがあります。で、極端な場合、「もう、アナログ・メディアやめよう」となることがあります。Is it true? と聞きたくなります。私の考えは、デジタル・メディアは、新たなメディアの選択肢として、拡張されたものであり、アナログ・メディアに加えられたものです。つまり、どちらもメディアで、上手く組み合わせたり、選べば良いのです。

その意味で、もう「デジタル・メディア」「アナログ・メディア」という言葉を使わずに「メディア」で良いのだと思います。なぜって、私たちが考えるべきは、そのメディアの先にいる「人」であり、メディアの別ではないのですから。

実は、今日の「AIからHI(Human Intelligence)へ」でも、冒頭に少しだけ、私の考えを話します。その中で、

Media

Media

この資料を使ってメディアに対する考えをお話します。ぜひ、興味のある方は、2017年10月12日(木) 15:30~17:00に、ACU-A Room D(札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45 16階)にお越しください。

お待ちしております。

ITPro MarketingにSXSWの報告(2回目)を掲載いただきました。

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ITPro Marketingの私の連載「日本を復活させるB2Bマーケティング」ですが、今回はB2Bのマーケティング・コミュニケーションでも考えないといけない、「AR/VR/動画」について、今年のSXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)の参加報告として掲載頂きました。題して、「AR/VR/動画はB2Bデジタルマーケティングをどう変えるのか(SXSW参加報告2)」です。

この数年の動画技術の進化は目覚しいものがあります。例えば、テレビもHDが出たと思えば、4Kが正式に企画され、8kのテスト、一部利用が始まりました。AR/VRも急速に普及され始めており、GoogleからもDaydreamという安価なHead Mount Displayも発表されています。

みなさんが、携帯にYouTubeのアプリを入れているならば、

の動画を、そのアプリで見ると、携帯電話を見たいほうに動かせば、360度のViewerになっていることに気づくでしょう。

このように、この数年の動画技術の進化は著しく、また気がつかないうちに利用できるようになっています。このようなことから、「AR/VR/動画はB2Bデジタルマーケティングをどう変えるのか(SXSW参加報告2)」では、最新の事例以外の紹介以外はもちろん、これからこの動画技術について取り組むべきではと説明しています。ぜひ、ご覧ください。

KDDIに転職された中東さんに、インタビューに伺いました。

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IT Pro Marketingの「日本を復活させるB2Bマーケティング」の連載で、KDDIに転職された中東さんにインタビューに伺い、記事にしました。

中東さんといえば、B2B領域において、早くからDataを活用したマーケティングを行なっています。今回も私にとっても、非常に多くの学びのあるインタビューになりました。この「B2B企業のマーケティング、データ分析の前にデータの精度が重要–KDDI 中東氏に聞く(前編)」でも、書きましたが、Dataを活用したマーケティングというと、すぐに分析力、統計力の話になります。しかし、それ以前に中東さんは、「Dataの量」の議論と「Dataの質」の向上だと語っています。

中東さん

中東さん

私も、Web広告研究会で、Big Dataに関するの宣言「Cooking Big Data ~マーケティングの新しい時代へ」をしておきながら、その時にも、確かにDataの活用と、Dataの分析力の向上に光を当てすぎたのかもしれません。

この「日本を復活させるB2Bマーケティング」では、対象がB2Bのマーケティングです。B2Bのマーケティングでは、取引先は無限にあるわけではなく、有限で、もっというと10,000社程度の可能性もあります。この10,000社に対しては、高価な分析システムが必要ないかもしれません。Web広告研究会の、「Cooking Big Data ~マーケティングの新しい時代へ」では、B2B、B2Cを含んだ話ですが、B2Bでは確かに、まずDataの量でその後の分析の方法は大きく異なります。

また、Dataの質についても、お伺いしましたが、それは、後編まで、お待ちください。

それにしても、中東さん。Adobe、シスコ、KDDIと華麗な転職、キャリア形成だと思います。凄いですね。