SxSW 2017に来ています。今年も面白い。

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SxSW (サウス・バイ・サウス・ウェスト)2017に、参加するためにテキサス州、オースティンに来ております。

SxSW 2015年以来、1年ぶりの参加なんですが、とても楽しいです。今年は、【SXSW視察研修】Innovation Boot Camp in Texasという、宣伝会議のツアーに参加させていただいております。SxSWの多様なコンテンツ同様、こちらのメンバーも実に多岐・多様で面白いです。

セッションの報告などは、もう少し整理してから、上げますが、動画はそれよりも早くできているので、いくつか紹介しますね。興味をもたれた方は、ぜひ来年の3月に参加されてみては如何でしょうか。ちなみに、今日は、バイデン副大統領が登場の予定です。

 

コードアワード2017の審査員を行わせていただきます。というか、楽しみなコードアワード

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この歳になると、本当にさまざまな人に声をかけてもらうことが本当にうれしいです。それが、ビジネスだろうと、そうでなくても、

この間も、大きな企業の若手の方から連絡があり、社内勉強会でお話頂けませんかとの相談を頂いた。内容は、今後のその企業を成長し続けるために、みんなで議論するために、さまざまな外部のケースを話して欲しいとのこと。そして、担当のメンバーと打ち合わせをさせて頂き、私の考えもお伝えして、快諾した。こんな若手がいる企業は素敵だし、私自身この方たちと会話することで成長できると思った。

そして、似たようなお話を株式会社D2Cから頂いた、「コードアワード2017」の審査員である。もちろん、担当者の方に最初に声をかけて頂いた時に、とあるPartyの会場だったが、快諾したのを覚えいている。審査員といえば、以前にACCのインターテクティブ部門の審査員を行わせていただいたことがあるが、それほど経験は多くない。でも、そんなチャレンジが、自分にとっては楽しく、学べるのである。

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コードアワード2017

このコードアワードは、デジタル領域に特化した広告賞であり、とてもユニークである。参考に2016年の受賞作を見て欲しいのであるが、サンスターGUMのG・U・M PLAYのような啓蒙型の広告・Utilityから、長崎新聞配達ルート データMAP化プロジェクト「The Way」のようなデータ分析方法まで多岐に渡っている。

まさに、Digitalを使った広告だが、どの広告賞にもエントリーしにくいという、まさにイノベーションが詰まった広告賞だと思っている。多くの広告主や事業主にエントリーしてもらいたいし、ぜひ審査では多くのDigital ○○を審査会で、見て、感じたいと思う。

なお、募集期間は、2017年3月22日(水)~5月8日(月)午前9:59までである。

今から、審査会が楽しみである。

Data Scientistに必要な、グラフを描く能力

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マーケテイングにBig Dataという言葉が登場して何年になるだろうか。2012年にWeb広告研究会では、「Cooking Big Data」という宣言をしているので、早くも5年以上は経つのだろう。

そして、私はしばらく宣伝会議の講座で、データマーケター育成講座の講義を担当させていただいている。今までは、企業の中で、マーケティングに関するDataのまとめ方や、分析ツールの導入を中心に話してきた。しかし、先週行った講義では基本に戻って、グラフを描くワークショップを行った。

データマーケター育成講座

データマーケター育成講座

以前、このBlogでも日本航空株式会社 Web販売部渋谷 直正 さんの、実務で使う統計手法は、5つ。すごい、そんなシンプル?という考えを紹介させて頂いた。マーケティングにおいて、売り上げや利益の向上のような時系列データの分析はもっとシンプルである。グラフを描けば、実は多くの見通しが立つのである。

グラフ。皆さんは、基本を理解しているだろうか。横軸に選ぶものは何が良く、縦軸には何を選ぶべきか。トレンド(時系列)のグラフを描くときに、その横軸の刻み(周期)は、日毎?週毎?月毎?

そんなこと分かっているとおっしゃるマーケッターの皆さん。きちんとグラフの描き方習いましたか。実は、グラフの描き方は、大学の科学の実験で、多くのことを学ぶのです。従って、大学の実験の講座を受けていない、マーケッターの皆さんは、実はグラフの描き方を知らないのです。

例えば、大学では東北大学自然科学総合実験のページや、総務省のなるほど統計学園などが公開されているように、実は基本的なことを知らない方が多いのだろう。

たまご(鶏卵)の価格の年平均

たまご(鶏卵)の価格の年平均

今回の宣伝会議の講座データマーケター育成講座では、データを2種類提示して、簡易なData分析を行ってもらった。案の定、多くの方がデータを眺めるだけで、グラフを描こうとしない。人間、数表からでは、全体の増減や傾向など、わかりにくい。グラフにして視覚化することにより、増減などわかるのである。

マーケティングにおける、Data Scienceは、それほど難しくない。グラフを描く力と最低限の統計州法があれば、乗り越えられる。間違ってはいけないのは、分析ツールは単に計算支援ツールで、あなたに答えを教えてくれるものではない。まずは、何を証明したいのか、グラフを描きながら考え、そして、分析ツールに向き合おう。

きっと、データマーケター育成講座は、今後も開催されるし、さまざまな他の講座もある。このBlogを読んで不安だと思う方は、ぜひ自分のグラフを描く能力を振り返って、自己研鑽して欲しい。

日本の広告費2016年のDataをDown Load可能な形式にしました。が、インターネット広告費の20%が、もし詐欺にあっていたら…

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毎年2月に株式会社電通から発表される、日本の広告費ですが、2016年のDataが、2月23日発表されました。

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日本の広告費2016

社内のプレゼンなどに使いたい方も多いと思うので、いつものようにDataをGoogle Driveにて公開しましたので、ご利用ください。(もちろん上記グラフを使っていただいても良いです)

この日本の広告費2016のDataでは、インターネットの広告費媒体費込みで、1.3兆円となりました。これは、4マスメディアとSP、インターネットという、上記のグラフの区分では、初めてインターネット広告費の構成比率が20%を超えました。そして、他のメディアの増加率よりも圧倒的に増加率が高くなっています。このことは、広告費においてもデジタル・シフトが加速されていると言えると思います。そのこと自身は、非常に良い傾向だと思います。

一方、今回、この1.3兆円のインターネット広告費が、適切なのかという問題も同時に考えましょう。適切というのは、この広告費が適切に、適切な相手に支払われているかということを、広告主が確認しているのかという問題です。

あまり日本では、報道されていませんが、みなさんは米国で、以下のような報道があったのをご存知でしょうか?Mercedes-Benz, Honda among companies with ads on jihadist websites YouTubeの広告プログラムにおいて、ISISの動画に、自社の広告が掲載されてしまったということが、報道されているのです。

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The Sunの報道による事例:A Mercedes advertisement appears on an ISIS YouTube propaganda video

YouTubeは、日本からも使える媒体であり、このようなことに日本の広告主が巻き込まれる可能性があります。そして、巻き込まれたら、日本企業の宣伝部はどのように返事をするか、議論しているでしょうか。明日、あなたの会社にも起きる事例なのです。

おそらく、多くの宣伝部では、トラディショナル・メディアの出稿に関しては、上記のような議論を行っていました。しかし、インターネットの広告に関しては、よくわからないという理由で、メディア選定や、メディアに広告出稿後の確認・監査を怠ってきたのではないでしょうか?今回のこのYouTubeの事例で、広告出稿した企業がダメージを受けているかは不明です。しかし、この報道された後に、似たようなミスをした企業は、今まで以上に大きな批判を浴びることになるかもしれません。

今回は、ISISというテロ組織の問題ですが、実は普段から広告がアダルトサイトや、ギャンブルのサイトに表示されていることはすでに起きています。このようなサイトに広告が配信されることにより、良いBrand Imageが気づけるのかは、きちんと議論しておかないといけないでしょう。

そして、もう一つは、Ad Fraud(広告詐欺)です。この件は、「広告取引の透明性は、広告主の意思が必要。そして、広告をより良いものにすることが、」という記事でも書きましたが、アメリカにおいては、動画広告の23%が、クリックや配信詐欺などにあっているというレポートがあります。23%ですよ。皆さんが、クリック率を1%あげるのに必死になっているのに、その前に23%を無駄にしているのです。仮に、インターネットの広告費20%が詐欺にあっているとすると、2,600億円もの広告費を無駄にしています。そのお金は当然なくなるのではなく、不正な企業の収入や、良くない組織にお金を支出していることになります。豊洲市場の土地取得費用の1,859億円よりもはるかに多い金額です。しかも、この無駄は1年だけでなく、毎年継続的に2,500億円程度の費用を無駄にし、良くない集団に支出しているかもしれません。このことは企業運営的にも、社会倫理的にも許されることではないでしょう。多くの企業では、反社会的な組織と取引しないと宣言しているのですが、これが怪しくなる可能性があります。

日本の広告費が発表された今、広告主はこの日本の広告費2016のDataに一喜一憂するのではなく、その最終支払いまで、どのようにチェックするのか。またどのようにインターネットの広告を運用することが、社会から信頼されるのかを考えるきっかけにしませんか。

広告の監査をする方法は、MoatComscoreなどから、出ています。方法もあります。あとは、やるかやらないかなのです。

広告取引の透明性は、広告主の意思が必要。そして、広告をより良いものにすることが、

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2017年も1ヶ月が終わりました。日本の多くの企業は、3月決算が多いので、そろそろ今年度予算の確認を行わないとと思っている方も多いのではないだろうか?

ところでその中で、広告予・実算の管理を、メディア出稿の確認から行っている日本企業はどれだけいるのであろうか?このBlogを読んでいる日と人の中には、広告予算がないので、広告取引を行ったことがない方もいらっしゃるだろう。そんな方のために、少し広告のお金の話をしましょう。

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領収書

皆さんは、企業のお金を使って、「モノ」を買うときには、どうするでしょうか。高額の商品・サービスの購入であれば、(1)見積もりを取って、(2)上司の判断を仰ぎ、(3) モノの購入を行い、(4)モノの納品確認を行ない、(5)企業として費用の処理を行うのでしょう。

モノの納品確認とは、そんなに難しいことではなく、書籍の購入の場合、その費用の処理の時には、「領収書」と「本」を一緒に上司に見せて、「領収書」の処理に進むという、極めてシンプルなステップなのでしょうが。

では、広告の場合は、どうでしょうか。新聞、雑誌の広告の場合は、掲載誌を確認して、広告が出ていることを確認して、費用を処理します。もちろん、自分で購入できない場合には、広告主が、広告代理店にお願いをして、「広告掲載誌」を取り寄せて確認を行ないます。

テレビ・ラジオに関しては、多くの広告主が、広告代理店にお願いをして、広告出稿の確認を行なってもらっています。実はこのあたりから、広告主が、費用処理を行う前の、「モノ」の確認の意識が薄くなってきています。

では、インターネットの広告ではどうしているのでしょうか。答えは、「何もしていない!」のです。インターネットの広告担当の方からは、「配信レポート」をもらっているので、「モノ」の確認していります、という反論を頂きそうです。では、その「配信レポート」は、合っているのでしょうか?

本の購入の事例では、「領収書」と「1冊」という情報で、上司は本の購入を承認するでしょうか?インターネットの広告の取引では、「領収書」と「何回」という情報で費用処理がされており、そかも「何回」といった、本来であれば、誰でも確認できるように透明性が求められる部分が、ad serverという、black boxになっているのです。

極端に言うと、広告主のこのインターネットの広告の費用処理は、その企業の会計処理のルールにあっておらず、企業犯罪の温床になりかねないのです。

この議論、昨年広告処理の透明性の問題で、ある代理店が問題になりました。しかし、じつは広告主のこの費用処理の方が、問題なのです。広告主は、「現物」確認ができない「モノ」の購入を20年近く行ってきているのです。

こんな恥ずかしいこと、もう辞めませんか?先進国では、日本くらいだけでしょう。この取引が許されているのは?諸外国では、広告の出稿管理をしているad serverに、第3者に定期的に監査を行ってもらい、ad serverのレポートの正確さを確認しています。

そして、さらに進んでおり、広告の不正請求の温床になることに関して、広告主がきちんと、メッセージを出しています。

たとえば、このP&Gのchief brand officerのMarc Pritchardさんのスピーチを見てみましょう。

P&G自身が、広告の取引を確認し、さらに「恥ずべき詐欺的メディアを一掃する」と話しています。日本では、このようなメッセージは、広告主が行わない風潮があります。しかし、そのまま何もしないことは、実は企業の会計原則を破っていることにもなり、また詐欺的な広告媒体を残すことは、「広告の価値の低下」になります。

まずは、広告主の方は、上記のYouTubeで公開されいる、「Marc Pritchard, P&G, on Better Advertising Enabled by Media Transparency at IAB ALM (full video)」を見て、考えましょう。

そして、広告主のほうから、「広告取引の透明性」を話し始めませんか?

参考

本のマーケティングは、非常に面白い。文藝春秋の田中さんに、Web人賞受賞のお話を伺いました。

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本日、2017年2月のBBT マーケティングライブの放送の収録を、行いました。今回の放送は、2016年のWeb広告研究会WebグランプリのWeb人賞を受賞した、文藝春秋の田中さんが、ゲストでした。

左から、キャスターの田中さん、私(本間)、文藝春秋の田中さん

左から、キャスターの田中さん、私(本間)、文藝春秋の田中さん

今回の番組では、文藝春秋の本に関するマーケティングを、「火花」「コンビニ人間」という芥川賞受賞の本を題材に行っていただきました。

本のマーケティングは、他のマーケティングと異なり、参考にならないのではないかと思う人も多いかもしれないですね。しかし、私からすると、本の売れ行きや、社会的な反応を見ながらマーケティングするという意味では、real time marketingや、Data活用マーケティングのヒントがあります。また、読者のことを観察しながらマーケティングをしており、カスタマー・インサイトを活用したマーケティングを行っています。

田中さんは、文藝春秋でWebを活用したマーケティングを行っていましたが、現在ではプロモーション部で、これら最近話題の小説のマーケティングに関わられてきました。今回の番組では、その内容が沢山お伺いしました。田中さん、本当にありがとうございました。

スタジオでの一こま

スタジオでの一コマ

さて、このBBT マーケティングライブは、有料番組なので興味のある方は、こちらのアドレスから申し込みください。

http://bb.bbt757.com/price/

アメリカのPro Sportsの方がおもてなしが熱い ?

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さて、私がアメフト(NFL)ファンであることは、このBlogを何度か訪問された皆さんには、知られていると思います。そして、今回も休暇を頂き、恒例のNFL All Star Game、Pro Bowlを観戦に、フロリダ州、オーランドに来ています。

このPro Bowlがハワイで開催されること今までは多く、日本からも旅行代理店のツワーがありましたが、今ではありません。代わりに、私は、NFL On Locationという、NFLが申し込みを行うツアーに参加しています。

All Stat Playerの練習風景。真ん中の選手は、今回も人気のOdell Beckham Jr.

All Stat Playerの練習風景。真ん中の選手は、今回も人気のOdell Beckham Jr.

そして、いよいよ今日の午後からNFL On Locationの日程が始まりますが、以下のような内容になります。

  • 試合前日
    • 午前:チャーターバスで、練習会場に移動
    • 練習会場にて、アメフト解説者の話を聞きながらの朝食
    • VIPシートにて、練習見学
    • バスにて、ホテルの戻る(希望者は)
    • 夕方:試合前日のParty開催。チアリーダー、チーム・マスコットなどが登場では?
  • 試合開催日
    • バスにて試合会場に移動
    • 試合前のPartyに参加(Tail Gate Party)
    • サイドラインの良い席にて、試合観戦
    • バスにて、試合終了後、ホテルの戻る

このような日程で、非常に充実しています。このようなツアーは、実はNFLの通常の試合、ほぼ全てで行われています。つまり、リーグが公式に試合観戦ツアーを支援しています。

T.Y. Hiltonのサイン風景

T.Y. Hiltonのサイン風景

日本ではこのような取り組みは、あまりありませんが、このNFL On Locationのツアーは、実にビジネスとして成功しています。日本のPro Sportsでも参考になるのではないでしょうか。

ちなみに、今回はOrlando、つまりWorld Disney Worldの街で試合が開催されるために、そこの連携もしっかり行われおり、昨日はMagic Kingdam Parkでの選手のパレードもありましたし、昨日のパークは私も含めて、NFLチームのジャージ姿のお客様が多かったですよ。

シンデレラ城の前で写真を撮る私

シンデレラ城の前で写真を撮る私

と言いながら、本人は素敵な休暇を贅沢に楽しんでいます。すみません。