これから、ECサイトを立ち上げたい方、EC事業を考えている方向けのかたは、ぜひいらしてください。

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これから、ECサイトを自社で立ち上げたい、または自社のECサイトがあるがそれを改善したいと思っている方も多いと思います。

Shopping

Shopping

ECの難しさは、Webサイトの構築にあると、多くの方が思っていると思います。確かに、アメリカの教科書にはWebサイトのエクスペリエンス設計が重要だと書いてあります。ところが、日本はそれに加えて、実は既存のお店の優秀さとも戦わないといけないということを忘れてはいけません。

以下の首相官邸のYouTubeの動画をご覧ください。

この動画のサービスは、日本人にとっては非常になじみのあるものですが、これをYouTubeの動画にして説明しているということは、外国の方にとっては、日本独特のサービスであり、日本の流通のサービスが優れている点なのでしょう。

皆さんも、大型のショッピングセンターなどで、セルフレジが導入されていますが、多くのお店では、お店のスタッフが立っているレジに買い物客が並びます。これは、日本のお店の接客スタッフのサービス・レベルが非常に高く、自分で慣れないセルフ・レジの機械で戸惑うよりスムーズに買い物ができると考えているわけです。

an old style cash register.

an old style cash register.

ところで、現在のECサイトはどのようなサービスでしょうか。実は、上記の例で言う、セルフ・レジ・サービスなのです。それも、商品がどこにあるかを探して、商品に関する情報を自分で読んで、比較検討して、レジでチェックアウトする。すべて、お客様任せのサービスです。日本では、このセルフ・サービスと、お店のサービスは当然、お客様にとって競合になり、お客様は便利な方を選択するのです。

このように、実は日本で良いECサイトを作り成功するということには、米国よりもはるかに難しいといえるでしょう。そんなこともあり、今回「ECサイトにおけるユーザー分析とエクスペリエンス設計」というセミナーに登壇します。

この中では、「日本ではオムニチャネルというものが、本当に存在し、それがお客様の望むものなのか」から、議論をしたいと思います。さらには、「製造業」がECに進出する場合の困難さと、「小売業」が「自社製造」を行いECを行なう場合のビジネスの違いについても、少し議論できたらと思っています。

コンサルタントになって、早くも10ヶ月、さまざまなお客様と一緒に仕事をさせていただき、勉強させていただいたことも多く、ぜひそれをベースに、議論が出来ればと思っています。興味のあるかたは、ぜひご来場ください。最後に、相談会もありますので、そこではぜひ私の仕事の質問、セミナーに関するFeedbackなども頂けたらと思います。

「ECサイトにおけるユーザー分析とエクスペリエンス設計」セミナー詳細

  • 日時
    • 2016年9月30日(金)14:00~17:00(受付開始 13:30)
  • 場所
    • トラストシティ カンファレンス・丸ノ内(Room3+4)
  • 参加費
    • 無料(定員100名)
  • セッション概要
    • 基調講演「日本でオムニチャネルは実現できるのか」(私の担当)
    • セッション1「ECは単純なカタログ通販から、エクスペリエンス主導型コマースへ」
    • セッション2「エクスペリエンス時代の顧客接点としてのEコマースのあり方」

Adobe Digital Marketing Symposium 2016で、サントリーの久保田さんと対談させて頂きます。

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大型台風が、通り過ぎて、今日の東京はさわやかな晴天になっていますよね。私の今日は、しっかり働き、夜は、「Fintechの深淵をのぞく〜他では聞けない仮想通貨の今(opnlabサロン)」で、お勉強という一日です。その間に、たまった原稿のお仕事なんかもあり、バタバタしながらも充実した日になりそうです。

サン・アド

サン・アド

さて、2016年10月5日に、久しぶりにマーケティングに関するセミナーに登壇します。今回は、Adobe Digital Marketing Symposium 2016で、スポンサーとして登壇するのですが、ABeamの説明は一切しません。サントリーホールディングス株式会社 顧問/株式会社サン・アド 代表取締役会長 兼 社長 久保田 和昌 さんと、マーケティングのことについて、広くお話をします。

株式会社サン・アド 代表取締役会長 兼 社長 久保田 和昌 氏

 久保田 和昌 さん

久保田さんは、サントリーの宣伝部長を2007年から2016年の3月末まで勤められ、2016年4月1日から、株式会社サン・アドの会長 兼 社長に就任されました。私も委員をさせて頂いた日本アドバタイザーズ協会の会合などでも、さまざまなアドバイスを頂いた、マーケティングの先生のお一人になります。

当日、久保田さんとマーケティングの本質。つまり、デジタルもアナログの区別なくマーケティングを行なう必要があるのか。マーケティングを統括するお立場から、これからのマーケティング組織はどのようにあるべきなのかなど、マーケティング組織のリーダーの方には、非常に面白いお話をお聞きしたいと思っています。

Adobe Digital Marketing Symposium 2016は、無料のセミナーですので、興味のある、マーケティング組織のリーダーの方は、ぜひAdobe Digital Marketing Symposium 2016のサイトから、お申し込みください。私は、会場に終日しますので、ABeamでのコンサルティング・サービスに関する内容は、講演以外の時間で直接ブースなどで、気軽に聞いてください。

Adobe Digital Marketing Symposium 2016の詳細

  • 日時
    • 2016年10月5日(水)
  • セッション
    • 10:00~18:30(受付開始 9:00)
  • 展 示
    • 9:00~19:00
  • 会 場
    • ANAインターコンチネンタルホテル東京
  • 参加費
    • 無料 (要 事前登録)

医薬の世界も、Digital化で大きく変わっています。そして、さらなるInnovation。

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って、きれいなタイトルつけていますが、なぜか医薬関係の会議で講演させて頂く機会を、ここ数年頂いていおります。今年も、その機会に恵まれて、ふぁるま・ビジネス・アカデミーの9月の講座でお話をさせていただくことになりました。

ふぁるま・ビジネス・アカデミー

ファルマ・ビジネス・アカデミー

【会の名称】「PBA医薬マーケティング・アカデミー」9月講座
【日 時】 2016年9月8日(木)13:45~18:30
【会 場】『メルパルク東京』 6階「ルミエール」
東京都港区芝公園2-5-20  TEL:03-3433-7212
【テーマ】 『情報技術革新がもたらす企業活動への影響』
【講 師】
前半講義:石黒不二代氏(ネットイヤーグループ㈱ 代表取締役社長 兼 CEO)
後半講義:本間 充氏(アビームコンサルティング㈱ デジタルトランスフォーメーション
デジタルマーケティング セクター ディレクター
/東京大学大学院 数理科学研究科 客員教授)

今回は、Digitalが巻き起こす、Innovationの話を中心にお話しさせていただきます。皆さんは、3次元プリンターというと、プラスチックの樹脂で、モデルや義足を作るイメージがあります。最近では、服も作れ始めており、どんどん3次元プリンターの利用範囲は広がっています。

そして、もちろん医療の世界では、薬をこの技術で作ろうとしています。

このように、最近一つの技術は、いろいろな領域で使われる事例が増えてきました。私の講演で、このような事例紹介も交えて、私たちがこのようなInnovationを早く取り込む、理解するためのヒントをお話ししようと思っています。

そして、なんといってもあまり経験のない業種の方とお話しするのは、最大の学習になるので、そちらも楽しみに伺います。今から、楽しみです。

 

3500GRPって、宣伝部で言っている本当の値は?

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なんか、今日公開した今さら聞けない、テレビ視聴率について、じっくり話を聞いた。そして、それをテレビでOn Airします。の記事への反応が多く、驚いています。
そして、大変驚いているのはGRPが、誤差つきだということをあまり認識ししてないということですね。ここは、東京大学の数学の先生としては、きちんと教育しなくてはということで、少し解説をしますね。

数学
まず、Gross Rating Point(GRP)のお話をしましょう。GRPというのは、ある期間に露出するコマーシャルなどの積算視聴率になります。

例えば、10GRPというのは、資料率3%のon airと7%のon airを行なうと、10GRPになります。そして、テレビ視聴率は、ビデオリサーチさまの関東の(個人)視聴率調査では、600サンプルでの統計データなので、誤差が下記のように判っています。

世帯視聴率 標本数600 標本数200
5%・95% ±1.8% ±3.1%
10%・90% 2.4 4.2
20%・80% 3.3 5.7
30%・70% 3.7 6.5
40%・60% 4.0 6.9
50% 4.1 7.1

こでは、視聴率10.0%と表示されているデータの真の値は、7.6%~12.4%ですよということです。

(出展:ビデオリサーチ様のサイトから)

では、3500GRPを獲得する以下の2ケースを考えましょう。ここでは、単純に、

  • 視聴率10%の広告枠を350回購入
  • 視聴率5%の広告枠を700回購入

の2種類の方法を考えましょう。

まずは、視聴率10%の方から、考えますね。この場合の数値の最小値は、7.6%、最大値は12.4%ですね。それぞれに、3500をかけると、最小値は2660GRPで、最大値は4340GRPとなります。かなりの幅があることがわかります。

では、次に視聴率5%の場合について考えましょう。この場合の最小値は上記の表から5-1.8=3.2%と、最大値は5+1.8=6.8%となります。そして、この広告枠を700回購入するので、それぞれに700をかけると、2240GRPと4760GRPとなります。

つまり、ここでお伝えしたかったのは、同じ3500GRPと、宣伝部が言っても、実際のアクチュアルのGRPは、買っている番組の視聴率の状況によって、誤差範囲が変わるということです。ここまで、理解してテレビの広告を活用していますよね。皆さん!!

明日からは、GRPの話がでたら、きちんとその誤差範囲も聞きましょう。

ちなみに、誤差を少なくするには、サンプルを増やせば良いのですが、そのために広告主の方は、視聴率のデータ購入金額を、2~3倍の費用を払いますか?その話も、今さら聞けない、テレビ視聴率について、じっくり話を聞いた。そして、それをテレビでOn Airしますのテレビ番組で話していますので、ぜひご覧ください。

 

今さら聞けない、テレビ視聴率について、じっくり話を聞いた。そして、それをテレビでOn Airします。

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まぁ、なんともアナーキーの企画を考え、実行してみました。テレビの視聴率について、テレビで語るということです。そう、今回のビジネス・ブレークスルーCh マーケティングライブ は、テレビ視聴率について、ビデオリサーチの澤井様にたっぷり1時間講義頂きました。

これは、マーケティング、宣伝に関係している人は必見です。この1時間で、何となく知っているつもりのテレビ視聴率について、基礎から学べます。ただ、残念ながらこの番組有料なんですが、一ヶ月の会費だけでも払って、この番組を見ると、Digital Marketingの担当者でも、テレビ視聴率が明確に理解でき、広告主の宣伝部、媒体部の嘘や誤差を見抜けるようになります。初回On Airは、2016年8月23日 20:00~21:00の予定です。それまでに、ビジネス・ブレークスルーCh入会して、ご覧ください。

左から、キャスターの福山 知沙さん、私、ビデオ・リサーチ 澤井 喜代司さん

左から、キャスターの福山 知沙さん、私、ビデオ・リサーチ 澤井 喜代司さん

例えば、皆さんは、テレビの関東で、テレビ視聴率が10.0%と発表された時、その本当の意味を理解していますか。実は、テレビの視聴率が、7.6%~12.4%の間にあるということであり、当然誤差つきの発表なのです。少し、統計を勉強している方であれば、この辺の誤差については理解されているはずですが、宣伝、媒体の会議のときにエラー・バーの話はされていません。

では、テレビ視聴率は、関東のみで測定されているのでしょうか?これも、Noです。ビデオリサーチの場合は、全国27地区で測定されています。

意外とこのような基本的なことが抜けたまま、テレビの広告について議論していることが多くありませんか。今回の番組では、このような基本的なことや、ビデオリサーチ様の歴史や今後の展望まで、澤井様にわかりやすくお話を伺いました。この1時間の番組を見れば、テレビ視聴率のことは完璧に理解できるでしょう。

そして、それをテレビーのタブーを越えて、テレビ放映です。乞うご期待です。

そうそう、今回はキャスターの福山 知沙さんも、視聴率には興味があり、いろいろな発見をしながら番組を進めて頂きましたよ。

ぜひ、今更テレビ視聴率について勉強できないなどと思っている方、2016年8月23日 20:00~21:00のビジネス・ブレークスルーCh マーケティングライブをご覧ください。そのために、1ヶ月だけビジネス・ブレークスルーCh入会しても損はない内容です。

全国イノベーション調査と「マーケティング」におけるイノベーションとは何か?

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さて、しっかり梅雨の季節になりましたね。24年前に、就職で東京に来たときには、この未体験の湿度に、しっかり体調を崩しそうになりました。私の出身の北海道には梅雨はないですからね。

さて、皆さんは文部科学省科学技術・学術政策研究所が、民間企業のイノベーションについて調査を行なっていることをご存知でしょうか。私も今年から就任した「科学技術専門調査員」になって、始めて知りました。調査の名前は「全国イノベーション調査」で、第4回目の速報が出ています。

面白いことに、この中に、「マーケティング・イノベーション実現」という調査もあります。ところで、マーケティングにおけるイノベーションとは一体何でしょうか?この調査では以下の項目になっています。

  • 製品・サービスの外見上のデザインの大幅な変更
  • 新しい販売促進のための媒体・手法の導入
  • 新しい販売経路の導入
  • 新しい価格設定方法の導入

ちゃんと、4Pになっていますね。Product, Promotion, Place & Priceです。実は、この調査、欧州各国で実施されているイノベーション調査 (CIS: Community Innovation Survey) に対応しており、きちんとフレームワークがしっかりしていると予想できます。

第 4 回全国イノベーション調査 速報から

第 4 回全国イノベーション調査 速報から

ところで、日本のマーケティングの現場でのイノベーションというと何でしょうか?おそらく、マーケティング・テクノロジーの導入や、アド・テク、デジタル・マーケティングに推進などが主たるテーマになってしまっているのではないでしょうか?すなわち、Promotionに比重が高くなっていると思います。

でも、マーケティングは、この調査のように4P全体を考えるべきなのではないでしょうか?

まだ、「第4回 全国イノベーション調査」は、速報ですが、面白い結果があります。「新しい販売経路の導入」を行った企業の割合 (12%) が最も高く,産業別では,農業・林業 (20%) 及び卸売業 (20%)が、「新しい販売経路の導入」に高く取り組んでいます。

第 4 回全国イノベーション調査 速報から

第 4 回全国イノベーション調査 速報から

このように、産業界も俯瞰してみると、まだまだマーケティングを行なう分野も宿題も多いことが理解できます。

そして、この調査をヒントに、「マーケティングにおける真のイノベーションとは何か」ということを考えてみても良いのではないでしょうか?

 

Cannesでも、A.I.そしてVirtual reality.なの?

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Cannes creative festivalが、今年も開催され、今年も私は日本から気にする日々であった。マーケティングや広告に関係している人であれば、Cannes広告祭の名前で知られていた、Cannes creative festivalは、何が話されているか気になるのではないだろうか。

少し前の記事になるが、Ad Ageの”Ten Buzzwords You Need to Know at Cannes 2016“と言いう記事では、バズワードを以下の10個、あげている。

  1. Disintermediation.
  2. Native music.
  3. Crowdculture.
  4. Artificial intelligence.
  5. Value exchange.
  6. Virtual reality.
  7. Bots.
  8. Prototyping.
  9. Purpose.
  10. Human.

聞きなれない単語もある。Disintermediationである、直接訳は「中抜き」になるのだろうが、ここでは広告代理店に発注するのではなく、in-houseに代理店業務を行えるメンバーを雇用して、広告業務をin-house化することを指している。

Disintermediationは、あまり日本では議論されていないかもしれない。むしろ、広告代理店 vs. コンサルティングに注目が集まることは、あまり本質的なことを日本のマーケティングの中では行われていないと思う。今、マーケティングにはInnovationが求められている。これは、残念ながらマーケティングの高度化によるものではなく、事業がInnovationを求めており、そして消費者・生活者が多様な生活を求めているという環境変化によるものであろう。Innovationとは、時に既存の方法を破壊しないといけない。マーケティングの領域でも既存の方法を破壊して、新しいことを行おうとすると、いきなり外部パートナーとの協業は難しい。よって、Innovationを求める企業のマーケティング部門が、マーケティング業務のin-house化を進めることは非常に理解できる。

Innovation

Innovation

そして、このリストにもArtificial intelligenceが入っている。このA.I. 確かにどの業界でもはやっている。しかし、マーケティングという、日本では文系の多い人たちは、このA.I.に誤解が多い。

A.I.を使って、コマーシャル動画を整理して、好感度の高い動画を探すなどは、A.I.の得意分野であり、意味がある。今や。A.I.は、コンピューターの進化(速度とメモリー空間の拡張なので、進化というか改良なのかも)により、大量のデータを高速に分類できるようになった。

ところが、このA.I.は、実は初期学習する内容からしか推論を行えない。とても簡単にいうと、AとBという2つのデータを与えると、一般的にはA.I.は、AとBの組み合わせからしか推測を行わないわけで、AとBを直線で結んだ線から遠い場所に関しては理解できない。

artificial intelligence

artificial intelligence

つまり、A.I.は、人の第6カンや、Creative Jumpは起きないのである。過去を理解するのに、A.I.は有効で、過去に少しスパイスをかける程度の結論であれば、A.I.は有効なのである。つまり、いまだに人間自身が理解できない「人」の代わりをA.I.はできないのである。

しかし、面白いのは「Cannes creative festival」でも、Artificial Intelligenceが話題になるようになったのである。もっと、マーケティング領域に、科学専攻の人が集まらないといけなくなりつつあるのかもしれない。

 

 

 

マーケティングテクノロジーのランドスケープ 2016年版を公開しました。

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横山 隆治さんの「業界人間 ベム」でも公開されたように、マーケティングテクノロジーのランドスケープ2016年版(日本)を、公開しました。

これは、日本版として最初にデジタルインテリジェンス様が、作成・公開されたものと、さらにベストインクラスプロデューサーズ様(菅さん、北能さん)にも参加頂き、更改しました。少し、横山 隆治さんの「業界人間 ベム」でも書かれていますが、初版は横山さんと鈴木望さん(旧レスポンシス)によって作られたことをお伺いし、さまざまな思いを感じながら、今回の作成を行いました。

マーケティングテクノロジーのランロスケープ 2016年版

マーケティングテクノロジーのランドスケープ 2016年版

 

前回のバージョンから比べると、かなりレイアウトも変更になりましたが、ツールのグループ分けや位置は、工夫したつもりです。また、かなり大胆に項目も入れ替えています。不備やアドバイスなどあれば、ぜひ教えてください。 私に直接お伝えいただいていも、landscape@bicp.jpにメール頂いても結構です。

マーケティングの進化のために、参考になればと思っています。

<追記>

菅 さんのBlogでの解説

<改訂版>マーケティングテクノロジーのランドスケープ 2016年版改訂しました。

 

ひょっとして、Web Pageの歴史が終わりを迎えるのかもしれない。

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みなさんが、このように私の考えを見ているこのページ。Web Pageである。そして、

世界で最初のWeb Page

世界で最初のWeb Page

が、世界で最初のWeb Pageである。もちろん、Tim Berners-Leeが、最初に作り公開したものであり、時は、1992年である。ちょうど、私が大学院の修了し、社会人になった年である。

このWeb Page、生まれてから20年が経った。Web Pageを作る技術、HTMLや、そのコンテンツを配信しするプロトコルHTTPは、非常に良い技術であり、進化を遂げながら今も、これからも使われるだろう。ところが、Web Pageの表示方法と、アクセス方法は、大きな転換点を迎えたのかもしれない。

その意味で、「Web Pageの歴史が終わり」というタイトルをつけてみた。

みなさんは、アメリカ時間4/12に話された、Facebook F8での、Mark Zuckerbergのキーノートを、もうご覧になっただろうか。

このキーノートでは、これからの10年のLoad Mapについて語られている。その中で、

Give Everyone the power to share
anything with anyone

という文章が出てくる。実はこの情報を公開するために、Internetを活用するという意味では、Tim Berners-Leeが、公開したWeb Pageも同じ目的である。

異なるのは、初期のWeb Pageは、HTMLというプログラミング言語を使わないと作れなかったこと。Facebookは、それをFacebookというプラットフォームが代わりに行なってくれることである。Facebookは、誰でもが、情報を公開しやすくすることに力点が置かれている。Tim Berners-Leeが、誰でもアクセスできることに力点が置かれていた頃より、進化した考えである。

そして、Facebookは、shareしたいものにアクセスする方法も大きく変えている。今までは、Webのコンテンツへの探索は、「知りたいこと」を検索することにより行なわれていた。つまり、知りたいことが何か、明確に言葉になっていない人には、探索が非常に難しかった。もちろん、Googleでは、画像や音声による検索を中心として、他の形式の探索方法も開発されている。しかし、この場合でも探索したいモノに近いサンプルを提示しないといけない。

Facebookにおける情報への探索は、「知っている人への質問」で行なわれることが多い。「この間の話題って何だっけ?」とか「お勧めのレストランは?」などの質問を知り合いに行なえば良いのである。今までは、その質問が、「秘密のグループ」や「特定の人」への質問だったと思う。しかし、今回発表された、Messenger Botは、それが企業アカウントに対しても可能にされている。こちらの、質問の方が、知りたいことが明確ではないときには便利だろう。

つまり、Web Pageへのアクセス方法は、

  1. アドレス帳(URL)によるアクセス
  2. Yahoo!が開発した、登録型URLリストDBに対するテキスト検索
  3. Googleなどが開発した、ロボット登録型URLリストDBに対するテキスト検索
  4. 人や、AIを伴うロボットへの質問

と大きく変わり始めているのかもしれない。

つまり、SNSの登場は、今まではメディア空間に、Owned MediaとPaid Media に追加される空間の登場と思っていたが、かなりOwned MediaとPaid Media を巻き込む形で進化し始めたと理解した方が良いのだろう。

その意味では、企業のWeb担当者は、飾り程度に作っていたFacebookページを再度見直し、アカウントの運用も見直す時期にきている。

このような意見が、少し「Jump」した意見のように思う読者がいるかもしれない。

Facebookの描くマスタープランーー私たちに馴染みのある「ウェブ」が葬られる?という、Armando Biondiさんの記事も参考にしてもらいたい。

このような変化を無視することは簡単だ。でも、一度自分午後として、考えることは無駄ではないし、重要だと思う。

 

TVの広告のProgrammatic buyingって。

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インターネットの発展は、確かに広告のビジネスを変えている。Webサイトのメインの広告であるバナー広告に関しては、その表現方法やメディアの枠の問題など、まだ成熟していない部分も確かに多い。しかし、他のメディアの広告への影響は確かにある。

例えば、誌面やテレビプログラムに対しての広告購入ではなく、その誌面やテレビプログラムを見ている人に他視しての広告の購入。これは、インターネットのメディアが、メディアといいながら通信を活用して、視聴者ごとにコンテンツを変更可能なメディアであるからである。

このことを、使ってHuluやNetflix、もちろんYouTubeの広告は、個人ごとに調整可能になっている。これは、メディアにとっても広告枠の価値を高めることができるし、広告主にとっても反応の良いターゲットだけに広告を届けることが可能になり、視聴者にとっても感心の高い広告を中心に見ることができるようになり、メリットが高いことは多くの人が理解している。

そして、インターネットの広告は、その広告の商取引自信もインターネットを使って売買されている。このことにより、Real Time Buyingが可能になり、広告主は柔軟に広告のスケジュールを変更することが可能になった。もちろん、Real Time Buyingに出される広告枠は、事前に購入が決まらなかったものが出ることが多く、在庫に近い広告枠であることも理解しないといけないのであるが。

このReal Time Buyingで、購入オペレーションをコンピューターに任せたものが、Programmatic Buyingである。大まかに説明すればである。

詳細を勉強したい人は、少し古い本であるが、「ザ・アドテクノロジー データマーケティングの基礎からアトリビューションの概念まで」を読んで頂きたい。このように、Internetの広告は技術の進化によって、新しい取引方法や広告商品が増えている。

では、TV、ラジオではこのような技術は使えないのか?答えは、「使える」のである。以下のVideoを見て欲しい。

これは、実際のテレビについても、広告の購入をProgrammaticに行なえることを紹介したVideoである。米国では、実際に行なえているオペレーションであり、アメリカの多くの広告主が注目している。

米国では、5 TRENDS TO WATCH FOR IN PROGRAMMATIC ADVERTISING IN 2016という記事でも、

3. Programmatic expands into TV

Programmatic advertising is synonymous with online ads, but that is likely to change next year. In 2016, programmatic advertising will include TV ads. Radio and print could join the group, too.

More TV shows and movies are streamed online through sites including Hulu, which could provide advertisers with another avenue to reach targeted audiences.

Hulu has already jumped on board the programmatic bandwagon, as have several satellite providers. Big networks like ABC could be next.

と書かれている。つまり、インターネットで進化した広告の技術を、他のメディアも活用する流れを進めている。

ちょど、こんな記事がDIGIDAYにも出ている。「惰性と馴れ合い、変われないデジタル広告業界」:とある匿名メディアバイヤーの告白。この中では、

もうひとつ、消費財メーカーは、テレビ広告から離れられないでいる。投資額Xに対する見返りYがある、という公式が1956年に証明されたとかで、みんなこの公式を聖書のように大切にしている。

という文章が紹介されている。今は、2016年で、インターネットが登場して20年が経過し、インターネットで商品が買える時代になっている。

技術の進化を使って、ビジネスの進化を考える。こんな普通なことを、日本でも普通に見るためにはどうしたら良いのだろうか。