MIKE, J-waveに出演するってよ。

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という、報告です。まぁ、「NewsPicsのPro Pickerを、やってみます。」の関係で、J-WAVEのSTEP-ONEという朝の番組のPICK ONEというコーナーに、9月11日(月)に出演してきます。当然、ラジオなので、生放送で、何を話すかは、9月11日(月)に、私がNewsPicksで何をPickするかによって決まります。

STEP ONE

STEP ONE

この当日、内容が決まり、生放送というあたり、ラジオの良さですよね。最近、マーケティング・コミュニケーションのメディアの話をするときに、実はそれぞれのメディアがデジタル化され始めていて、ラジオや映画は復活しているメディアだと思うのです。

例えば、ラジオは、radikoというサービスにより、スマートフォンやPCからも聞くことができることになり、また、タイムフリー、エリアフリー機能で、全国の放送番組を好きな時間に聴けるようになっています。そして、ラジオの特長も以前より明確になっています。テレビでは、音楽番組が少なくなり、あまり出演されてないアーティストの方もラジオにはかなり出演しています。このことにより、若者がラジオに戻ってきています。またラジオは、圧倒的に生番組が多く、情報番組の時間も多く、ここはビジネス・マンを取り込んでいるでしょう。何しろ、皆さんのお持ちのスマートフォンと音声コンテンツの相性は良いですから、出勤途中にラジオの番組を聴いている方も多いのではないでしょうか。

また、映画も実は映画館が、もはや「映画」の「館」ではなく、「映像」の「館」になっており、ライブ・ビューイングなどの「映像」のイベントが数多く行われるようになり、新しいビジネスが作られています。

もうDigitalは、すべてのトラディショナル(だった)Mediaに染み込み、もはやこの世界には、アナログ・メディアというものはなくなっていることを理解しないといけないでしょう。そう、カメラに詳しい方は、「デジ一」と言っていますが、今の子供たちは「アナログ」カメラを知らないのです。従って今の子供たちにとって「カメラ」は「デジタル・カメラ」のことになります。そして、今の子供は、ラジオを「ラジオ受信機」ではなく、「スマートフォン」で聴いているのであり、彼ら・彼女らに取っては、「ラジオ番組」もデジタルになっているのです。

おっと、話がそれましたが、来週月曜日は、STEP-ONEのPICK ONEコーナーの出演楽しんできます。そして、できたら、月曜の朝に、私が何をNewsPicksでPickするかにも注目頂けたら、PICK ONEも楽しく聴けるのでは。私の領域が「Data×ビジネス」なので、その領域で面白いニュースが当日あれば良いのですが。ちになみ、他のPro Pickerには、ロレアルの長瀬さんや、グラフの原田さんなどがいらっしゃいます。

といいながら、今日の午後は、ビジネス・ブレーク・スルーChのマーケティングライブのテレビ収録です。こちらも、がんばります。

マーケティング部門のData分析強化は、Data Scientistの採用?いや、Dataです。

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IT Pro Marketingの私の連載記事である日本を復活させるB2Bマーケティングの最新記事は、「分析に必要なDataが不足している場合に何をすべきなのか」という記事で、本日8/9に公開されました。

今さまざまな企業で、マーケティングをDataに基づいて行うことが求められており、Data Scientistの育成が盛んです。私自身も、宣伝会議の教育講座で、データマーケター育成講座を担当させていただいています。その講座も年に3,4回ほど、開講される人気講座で、かつ受講者数も、回を重ねるたびに増えてきています。

棟梁レベルが必要

Data Scientistにおいては、棟梁レベルが必要

もちろん、Data Scientistの育成、採用はData分析強化に必要です。その一方、分析するDataがなかったらなんて、考えたことはあるでしょうか。実に、多くの場合で、マーケティング部門に必要なDataがありません。

そのことを、「分析に必要なDataが不足している場合に何をすべきなのか」で、書かせていただきました。

そんなことあるのかと思っている皆さんに質問です。皆さんの企業では、以下のDataはあるでしょうか?

  • 今月の売り上げに貢献したお客様の実数
  • 1年間のお客様のユニークな数

実は、B2C企業の多くは、上記の数字がないにも関わらす、これからのマーケティングは、セグメンテーション、ターゲティングと話しています。なにか、矛盾がありますよね。B2C企業で集められているのは、総売り上げ金額、チャネル別売り上げ金額などあるのですが。

一方、B2B企業では、

  • 会社別の営業先リスト
  • 取引先の決裁者、承認者のリスト

のようなDataは、どこかにあるのですが、1箇所に整理されていない企業が多いのではないでしょうか。Account Based Marketingが流行っているのにです。B2B企業では、Dataは営業部門別にあるのですが、まとめて集めていることがまだ少ないようです。そして、実はその営業先が現在も有効なのかも、確認されていないことも多いようです。

このように、企業の中のDataの整備は重要です。このような、Dataの整備、整理については、日経バリューサーチの7/7のセミナーでも少しお話させて頂きました。 「マーケティング・オートメーション時代のデータの有効活用」という記事にこちらもまとめていただいているので、参考にしてください。

日経デジタルソリューションセミナーでの著者

日経デジタルソリューションセミナーでの著者

これからの、マーケティングをDataを活用して勝ち続けたいのであれば、ぜひDataの整理・整備も併せて進めましょう。(って、少し自分の仕事の宣伝も入りましたが)