マーケティングに必要なツールのセミナーを、Web広告研究会で開催します。複数のベンダーさんから一度に説明を聞けるチャンス

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すみません。夏休みを取っている人も多いかもしれないのですが、来週のWeb広告研究会のセミナーの告知と、その意味を説明させてください。

次回、2015年8月25日(火) 15:00-17:30のWeb広告研究会のセミナーは、「マーケティングサポートツールの最新状況 ~マーケッターの業務がこう変わる~」と題したセミナーを行います。

今回は、

  • 日本オラクル株式会社
  • 日本アイ・ビー・エム株式会社
  • 株式会社セールスフォース・ドットコム
  • 株式会社マルケト
  • 株式会社ブレインパッド

の5社に、最新のマーケティング・ツールの説明をして頂くことになりました。このような説明、本来は1社ずつ会社で聞こうと思うと、その日程調整も大変。そして、予算設計などもしてからでないと話がきけないのではと思います。今回は、Web広告研究会のセミナーですから、その点は問題ありません。そして、どのようなレベルでも質問可能だと思います。

以下のような広告主・事業主の人には有効だと思います。

  • まだマーケティングに関するソフト/ツールに知識がない人
  • すでに、現在何らかのツールは利用を検討している人

これらの方には、本当に参加していただきたいです。もちろん、興味のあるかたはどなたでも参加いただけます。(Web広告研究会のメンバーでなくても有料で参加いただけます。)

今年の1月に、「マーケティングに欠かせない解析ツール100選!Webサイトから実店舗の運用まで」という記事が公開されました。Marketing Tool 100です。そんなにあるのと思うかもしれませんが、実際には100以上あるのでしょう。

Marketing Tool 100

Marketing Tool 100

この記事を読んでいる方の中には、Webを使ったマーケティングを行っている人もいるでしょう。その方たちにとっては、Webの分析やDMPのツール、広告配信ツールはなじみがありますよね。ところで、マーケティングオートメーション系は、どうでしょうか?広告やキャンペーン終了後の分析は、まだエクセルですか?ひょっとして、まだ紙のレポートを閉じていたりしませんか?

Marketoのユーザーには多くのStartUpもいる

Marketoのユーザーには多くのStartUpもいる

今回のセミナーでは、マーケティングに関するソフト/ツールの進化、サービスの多さを実感してもらえるはずです。そして、このようなツールの購入・維持には費用がかかることも理解できるでしょう。

マーケティングは、KKD(Kan Keiken & Dokyo)の時代から、科学の時代に入り始めています。だから、皆さんもBig Dataという言葉に興味があり、Data Scientistを養成または雇用しないといけないと思っているはずです。もしそうならば、以下の理由で必要のツールの検討も行わないといけないのではないでしょうか?

流体の計算では、つなぎ目の計算が大変

流体の計算では、つなぎ目の計算が大変

理由は、私の研究所自体の体験です。1990年代、科学の世界で、今マーケティングに起きていることと同じことが起きました。その頃までは、例えば花王のシャンプー工場の液体を流すパイプの設計には、自社で作っていた流体計算プログラムを使い、工場で実証確認を行って、工場の設計を行っていました。(かなり、単純に書いていますが)。しかし、ある時、もっと高精度の設計を行いたいということになり、自分たちのソフトの限界を知り、外部のソフトを購入することにしました。それまで無料(外部に払う金が0という意味)から、数千万円の支出が必要になり、研究所ではもちろん大きな議論になります。しかし、この投資により、計算速度と精度が向上したのです。そして、数値計算の精度は格段に向上したのです。

マーケティングもおそらく、この1990年代の科学計算の世界に近いことが今起きています。今までは、自社Data Baseとエクセルで計算していた、マーケティングの設計や振り返り。これから、データの種類が増えたときに、同じツールで計算し続けられますか?そして、競合よりも早く計算できますか?そして、予算設計の金額の精度を向上できますか?

The Big Data Landscape - Forbes

The Big Data Landscape – Forbes

そしてさらに私の考えは、「計算は自動化」そして「判断にマン・パワーを使う」べきだと思っています。今は、マーケティングの振り返りのデータの整理に8割、次のアクション設計に2割の時間を使っているとしたら、実になんと無駄でしょうか。8割は誰が、またはどのツールが行っても同じだとしたら、速いツールに任せた方が良いと思いませんか。

さらによく聞かれる質問として、他社と同じツールがいやなので、自社ツールで行いたい。そんなことは、すでに科学の世界でもありません。ほぼ、皆さん同じツールを使い、違う現象を解明して、違うアクション・プランを作る。マーケティングでも、競合と同じツールを使って、マーケティング設計や振り返りを行っても、その次のアクション・プランは会社ごとに異なるはずです。それは、会社ごとにマーケティングで直面している課題も、方向も異なるからです。

そんなことよりも、今重要で、速く判断したいといけないのは、「自分の会社がこのようなツールを使えるか」です。ツールを使うためには、スキルやそのツールの考え方の理解が重要です。

そう、マーケティングおける武器が変わったのです。「石器」から「鉄器」に。でも、まだ「石器」を使い続けますか?

ぜひ、「マーケティングサポートツールの最新状況 ~マーケッターの業務がこう変わる~」に、多くの広告主が参加して頂き、マーケティングに関するツールの議論が盛んになれば良いと思っています。

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