マーケティング部門のData分析強化は、Data Scientistの採用?いや、Dataです。

標準

IT Pro Marketingの私の連載記事である日本を復活させるB2Bマーケティングの最新記事は、「分析に必要なDataが不足している場合に何をすべきなのか」という記事で、本日8/9に公開されました。

今さまざまな企業で、マーケティングをDataに基づいて行うことが求められており、Data Scientistの育成が盛んです。私自身も、宣伝会議の教育講座で、データマーケター育成講座を担当させていただいています。その講座も年に3,4回ほど、開講される人気講座で、かつ受講者数も、回を重ねるたびに増えてきています。

棟梁レベルが必要

Data Scientistにおいては、棟梁レベルが必要

もちろん、Data Scientistの育成、採用はData分析強化に必要です。その一方、分析するDataがなかったらなんて、考えたことはあるでしょうか。実に、多くの場合で、マーケティング部門に必要なDataがありません。

そのことを、「分析に必要なDataが不足している場合に何をすべきなのか」で、書かせていただきました。

そんなことあるのかと思っている皆さんに質問です。皆さんの企業では、以下のDataはあるでしょうか?

  • 今月の売り上げに貢献したお客様の実数
  • 1年間のお客様のユニークな数

実は、B2C企業の多くは、上記の数字がないにも関わらす、これからのマーケティングは、セグメンテーション、ターゲティングと話しています。なにか、矛盾がありますよね。B2C企業で集められているのは、総売り上げ金額、チャネル別売り上げ金額などあるのですが。

一方、B2B企業では、

  • 会社別の営業先リスト
  • 取引先の決裁者、承認者のリスト

のようなDataは、どこかにあるのですが、1箇所に整理されていない企業が多いのではないでしょうか。Account Based Marketingが流行っているのにです。B2B企業では、Dataは営業部門別にあるのですが、まとめて集めていることがまだ少ないようです。そして、実はその営業先が現在も有効なのかも、確認されていないことも多いようです。

このように、企業の中のDataの整備は重要です。このような、Dataの整備、整理については、日経バリューサーチの7/7のセミナーでも少しお話させて頂きました。 「マーケティング・オートメーション時代のデータの有効活用」という記事にこちらもまとめていただいているので、参考にしてください。

日経デジタルソリューションセミナーでの著者

日経デジタルソリューションセミナーでの著者

これからの、マーケティングをDataを活用して勝ち続けたいのであれば、ぜひDataの整理・整備も併せて進めましょう。(って、少し自分の仕事の宣伝も入りましたが)

 

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