キャリアの話をしていたら、自分のキャリアを変えてしまいました。

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すみません。こっそりと、2018年2月1日に、自分のビジネスのポジションを変更しました。どう変わったのかというと、

となっています。というのも、肩書を頂いているものだけで、その他にもいろいろなお仕事をさせて頂いています。

なんで、こんなことになったのかというと、実は高校生と大学生と「近未来ハイスクール」というボランティアで接していたり、さまざまな先輩と話した結果、「就社」でなはなく「就職」しようと思ったのです。

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「就社」というのは、私の造語だと思いますので、私の定義を述べると、「会社に入る」ことです。なのに、このことに「就職」という言葉を当てていることが、誤解の始まりだと思うのです。自分の専門性を磨き、その専門性を活用して社会に貢献するのが「就職」で、会社に収まることではないのではないかと考えるようになったのです。

そして「近未来ハイスクール」では、子供たちに正しく「就職」して。そのためには、自分に相応しい会社ではなく、自分に相応しい仕事を探して。と、何度となく話しているうちに、自分にもその言葉が刷り込まれたようなのです。

例えば、プロ・スポーツの選手を例にしましょう。その選手の良さとチームのニーズがあえば、チームを変えますよね。このようなことが、ビジネス・パーソンの働き方であっても良いのではと思ったのです。そして、そのことをわかりやすく伝えるには私が行い、さらに今まであまり考えなかった、複数の会社との契約、複数の種類の仕事を行うことをやってみようと思ったのです。

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この複数については、ある先輩からの言葉がきっかけでした。「人生100年時代、75歳まで働けるとすると、まだビジネス・パーソンの折り返し地点だけど、今後の設計できている?」。私は、「えっ」と思いました。50歳の私にとっては、ビジネス・パーソンの時間は、もうすぐ終わると思っていたのです。ところが、まだ25年残っている。だったら、再度自分の専門性を探そう。そのためには、今まで行ったことのない仕事も積極的に行おう。そう考えて、複数の種類の仕事を行うことにしたのです。

特に大きなチャレンジは、文章を書くことです。数学が好きな私に取り、文章を書くことは、重荷でした。しかし、今が折り返し地点なのであれば、これから新しい専門性を作っても良いのではないかと考えたのです。

48歳で最初の転職をしたときには、最後の転職かなと思ったのですが、とうとうサラリーマンでなくなりました。ここにきて思うのは、花王時代のある社長のお言葉です。「山は険しいけど登ってみないと、その先の景色はわからない。」本当にそうでした。

「電子書籍の話」は、奥が深い

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すみません、本当にBlogの更新が遅くなって申し訳ありません。個人的にキャリア変更と、Super Bowlと風邪が重なり、Blogの更新が滞りました。でも、その間もお仕事はしておりまして、今日は最新のBBTのマーケティングライブの番組についてです。

今回は、株式会社ブックウォーカー 常務取締役 サービス開発部長の橋場一郎さんを、お迎えして、「電子書籍サービスの「今まで」と「これから」」という番組で収録、放映しました。(もう、放映は終わったのですが、受講生の方は、リクエストすれば再放送されるます)

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手前から、株式会社ブックウォーカー 常務取締役 サービス開発部長の橋場一郎さん、私(本間)、キャスターの田中美穂さん

今回の橋場さんの講義では、電子書籍のさまざまなことが理解できました。特に、Digital Rights Management(DRM)と、電子書籍の話は、盲点でした。

どのような内容かというと、AmazonのKindle版で買った本は、Google Booksで読めないことは、常識だと思っていたのですが、通常の紙の本の著作権の利用とは異なるんですよね。例えば、紀伊国屋書店で買った本も、Book 1stで買った本も、自由に読める紙の本に対して、現在の電子書籍はそうなっていないんですよね。つまり、今の電子書籍の購入は、書籍の購入というよりは、その電子書籍リーダーで読む権利を購入しているという、きわめて限定的なんですよね。

そこを、ブックウォーカーでは、なんとか解消されようとしていたりしているんですよ。頭が下がります。

この話を聞いて、再度考えたのは、インターネット関連のビジネスは、本当に技術者がリードしすぎていて、利用者、特に生活者の理解が追いついていないことです。ビジネスは提供者と利用者の合意がとても重要なのですが、インターネット関連のビジネスは、その合意が取れていないものが多いのではないでしょうか。

ちなみに、このような科学と市民を繋ぐ仕事の一つに「サイエンス・コミュニケーター」という仕事があり、母校の北大にはCoSTEPというプログラムがあります。これから、もっと「サイエンス・コミュニケーター」の仕事は注目されるのではないでしょうか。

しかし、最近はBBTのマーケティングライブも含め、本当に様々な人にお話を伺うことに、今まで以上に興味と、価値を感じています。まだまだ、いや一生勉強なんですね。

 

もう、デジタル・マーケッターという肩書きを捨てよう!

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おはようございます。平昌オリンピック終わりましたね。そして、このオリンピック期間中に、やはりテレビやラジオのメディアの偉大さを感じたのです。このオリンピック期間中、試合をYouTubeで見た方はどの程度いたでしょうか?私の場合、男子フィギュアーのフリーは電車の中で移動中は、NHKのらじるらじるで聞き、移動が終わったらスマートフォンのテレビアプリで、ライブ中継を見ました。女子のフィギュアーのフリーは、打ち合わせの直前だったので、六本木のミッドタウンの8Kのライブ中継を見ていました。

インターネットの専門チャネルでは、残念ながら日本でオリンピックの放映権を支払えるほど体力のあるメディアがなかったり、または放送局グループに入れないなど問題があるのでしょうね。

そして、そんな中、電通から「日本の広告費」が発表されましたね。私も、Yahoo!Newsに記事を2本書きました。

 

特に今回書きたかったのは、電通発表の「日本の広告費」 媒体別広告予算に意味があるのか?にあるように、デジタル・メディアだけの活用ではなく、他のメディアとデジタル・メディアの組み合わせのコミュニケーションの重要性です。

実は、インターネット空間は、空間であり、メディアでもあり、コミュニケーション空間でもあるのです。そして、メディアとしては、拡散力は広くなく、ターゲティング能力が高いものです。コミュニケーション空間としては、早く、安価です。この特徴や弱点を、上手に他のメディアと組み合わせて、広告やコミュニケーションを行うことが重要なのです。

今までは、企業にデジタル・マーケッターが必要だとされていました。それは、デジタルが「何もの」なのかを理解するのには、とても重要だったのです。しかし、デジタルの特徴を理解した今は、メディアを統合的に使える人が重要なのでしょう。つまり、「デジタル・マーケッター」がクールな時代はおわり、真の「メディア・プランナー」が「かっこいい」時代になったのでしょう。

このことを考えれば、電通発表の「日本の広告費」 媒体別広告予算に意味があるのか?に書いたように、経済成長依存の広告業界を脱し、継続的に成長する「広告業界」になるのではないでしょうか。

最後に、これらの議論を、ぜひ企業で進めていただきたいので、昨年同様に、「日本の広告費」のデータを数値化したファイルを公開しますので、ご自由にご活用ください。(このようなデータが重要なニュースリリースの場合は、データの活用のしやすさも考慮してもらえると良いですよね。)

「デジタル」×「紙」を使ったマーケティングのディスカッションに参加します。

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最近、マーケティング関係のカンファレンスに登壇していなかったのですが、久しぶりにマーケティングのカンファレンスに、豪華なパネラーと一緒に登壇します。

page2018

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page2018というカンファレンスです。このBlogを読んでくださっている多くの方には、馴染みがないのかもしれませんが、pageとは、今年で31回目を迎える印刷メディアビジネスの総合イベントです。

印刷メディアって、もう終わっているのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。そんなデジタリアンこそ、参加してほしいのが、このpage2018なんです。実は、印刷メディアのデジタル化はすごいんです。まずは、印刷機は、デジタル印刷機に変わりました。

この動画を見てください。少し長いビデオで、英語ですが、この印刷機がいまや世の中でデファクト・スタンダードになっている、インクジェット式のプリンターです。まずは、HPなんですよ、メーカーが。実は、HPは、印刷機の出荷が非常に伸びています。

そして、インクジェット式輪転機による印刷は、今までの活版印刷と異なり、すべてのページの印刷を変えることができます。つまり、多品種高速印刷が可能なのです。

こんな技術とデジタルを組みあわせると、Emailのパーソナライズ配信が、実際のDMでも行えるんです。DMの開封率については、日本郵便の鈴木さんに解説いただきました。「e-Mail送る前に、Direct Mail送ると、そんなに効果高くなるの?でも、郵便って」という記事です。

今回のpage2018の「デジタルx紙メディアxマーケティングの可能性」というセッションでは、このような印刷技術とデジタルを組み合わせた事例を、実務を行っている方、プランナーの方から、現場の生々しいお話も含めて行います。なんといっても、パネラーも豪華です。

デジタルx紙メディアxマーケティングの可能性

デジタルx紙メディアxマーケティングの可能性

デジタル・マーケティングとは、デジタル・メディアを使うマーケティングではなく、デジタル技術を使って、Bestなメディアを組み合わせて行うマーケティングですよね。ぜひ、このpage2018の「デジタルx紙メディアxマーケティングの可能性」で、皆さんのマーケティングのアイディアが膨らめばと思います。

最後に、Googleが、DMを活用しているって知っていますか?

2014年、日本DM大賞金賞のGoogle

2014年、日本DM大賞金賞のGoogle

上記のDMは、2014年の日本DM大賞金賞のものです。その他も、この日本DM大賞では多くのキャンペーンがGoogleで登録されています。

なぜか、デジタル・マーケティング=デジタルメディアの活用と思っている方が多いのですが、2つ間違いがあります。まずは、皆さんが思っているアナログ・メディア、たとえば印刷もデジタル化されているのです。次に、デジタル・メディア、アナログ・メディアという区別に意味がないことです。だって、最終的に私たちは、目・耳・手などで情報をメディアから得ますが、そのセンサーは究極のアナログ・センサーなんですから。

では、page2018の「デジタルx紙メディアxマーケティングの可能性」で、お会いできることを楽しみにしております。なお、明日からは、いつものように、アメフトのオール・スター・ゲーム観戦のために、少し休んできます。こちらの様子は、適宜Yahoo! newsに、記事としてあげていきますね。

 

 

 

もっと、Brandを大切にしてはどうだろうか?

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最近、経営者の方がBrandに対して、軽く考えている事象が続いていると思うのは、私だけだろうか。「業績不振の大塚家具 提携戦略は実を結ぶのか」では、大塚家具とTKP会議室の融合。「楽天市場が、ビックカメラと提携?うまくいくのか。」というニュースもあった。

少し気になってきたので、「日本を復活させるB2Bマーケティング」で、「B2B企業は「ブランドイメージ」を大切に扱っているか」という記事で、他の事例も含めて、少しまとめさせてもらいました。

思うに、このような企業間連携や融合の議論のときに、「お金」の問題だけが議論されていて、顧客、相手先の受け取り方を議論していないのではないだろうか。もっと、悲劇なのは、このような重要事項の決定の際に、マーケティング的な議論がされていないのかもしれない。来年もこのような話は出るのだろうが、ぜひマーケティングの考えも参考にして、顧客にとっても意味のあるBrandの統合や融合を行って欲しいと思う。

 

 

デジタル・メディア、広告の初心者向けHand Bookが出ていたんですね。

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今年も残るところ、僅か。日本の多くの企業は、会計年度が、4月~3月の企業が多く、次年度の予算や、組織作りの話が多く出ている頃ではないでしょうか。デジタル・マーケティングのチームでは、来年の新人にどんな教育メニュー作ろうかと考えている企業も多いのでしょうね。

教育に関しては、そうだ、Web担当者、Digital Marketing担当者のための新人教育セミナーをまとめておこう。という、記事に少しまとめたことがあるので、参考にしてください。あ、もちろん、直接私に頼んでいただいても、ビジネス的に可能であれば行いますよ。

この教育と同様に相談があるのが、新人向けのデジタル関係のハンドブックないですか?という質問です。いままでは、「ハンドブックないんですよね」と答えていたのですが、なんと「公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)」から、「デジタルハンドブック ~いま知りたい30のキーワードと10の事例~」が出ているではないですか。

デジタルハンドブック いま知りたい30のキーワードと10の事例

デジタルハンドブック いま知りたい30のキーワードと10の事例

公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)」といえば、毎年「印刷白書」を、出されている、日本の印刷技術や、印刷事業に関しての業界団体です。そこから、「デジタルハンドブック ~いま知りたい30のキーワードと10の事例~」が出ていたんですね。

そして、著者は、なんと藤代 裕之さんに、‎ 小林 啓倫 さん。しっかりしていますね。さっそく私も1冊手にとって、読んだのですが、辞書的な内容以外にも、最新のTopicsに関する項目もあり、ぜひまたupdateかけて欲しいと思う本です。

残念ながら、在庫は少ないようなので、来年新人が部署に配属される、宣伝、広報、マーケティングの部門は、今のうちに購入しておいては如何でしょうか。

そして、「公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)」さん、ぜひupdate版、作って下さい。次回は、私もお手伝いしますので。

と、新年度に新人の来る部署へのアドバイスでした。

今日は、これから、「デジタル マーケティング マネジメント デイ 2017 Winter」の基調講演を行ってきます。

 

12/13(水)に無料セミナーに登壇します。「デジタル時代の、マーケティング。- Not Digital Marketing 」

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もう気がつくと、12月、師走ですね。コンサルタントになって、3度目の12月なのですが、この3年成長したのかというと、ビジネスの範囲は広がったのですが、個人的には….。まぁ、それは大晦日に反省します。

さて、最近セミナー登壇が、有料のものが多かったのですが、今回は無料のセミナーなので、大々的に告知します。

デジタル マーケティング マネジメント デイ 2017 Winterという、SBクリエイティブ株式会社のセミナーになります。詳細は以下になります。

デジタル マーケティング マネジメント デイ 2017 Winter

デジタル マーケティング マネジメント デイ 2017 Winter

  • 日時
    • 2017年12月13日(水) 11:00~17:00 (受付開始 10:30~)
  • 会場
    • ベルサール神田
    • 〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル2F
  • 定員
    • 300 名
  • 受講料

さて、私の話の内容は、タイトルからあるように、前からお話している「マーケティングのデジタル化」の奨めになります。もう多くの領域では、「マス・マーケティングが崩壊している」こと。だからターゲットとなる「顧客の理解」が、重要であること。そしで、コミュニケーション・チャネル、メディアとして「アナログ+デジタル」を上手に組み合わせるべきであることを中心にお話しようと思っています。

「マス・マーケティングの崩壊」は、いくつかの代表的なデータをお見せしながら、お話します。また、「顧客の理解」については、意外と私たちが見なくてはいけないデータすら見ていないことも確認します。

また最後の、メディアに関しては、IT Pro Marketingの私の連載

に寄稿させていただいたことを、解説させて頂きます。

私のセッションは、12/13(水)の11:00~11:50と、非常に忙しい時期の午前中になりますが、ぜひ、皆さんに会場でお会いできればと思います。セッション後も、多少時間がありますので、会話ができればと思います。