P&G デジタル広告の費用を154億円も削除したのに売り上げが伸びたって。どういうこと?

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この記事は、あまりにもショックです。P&G Slashes Digital Ads by $140M Over Brand Safety. Sales Rise Anywayという、AD AGEの記事です。

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P&Gは、デジタル広告の透明性を求めており、第一四半期のデジタル広告を大幅に出稿を止めていました。背景としては、広告取引の透明性は、広告主の意思が必要。そして、広告をより良いものにすることが、にも書きましたが、デジタル広告特有の、広告主と、支払い相手の組み合わせに問題があるからです。そこで、P&Gなど、いくつかの広告主は、今までの広告の支払いに関する調査を行ったり、各広告プログラム提供会社に、ヒアリングを行っています。

日本の多くの広告主も、「反社会的勢力」との取り引きを行わないと宣言しているところが多いでしょう。では、デジタル広告の支払い先が「反社会的勢力」になっていないことを確認しているでしょうか。例えば、動画サイトの投稿者が反社会的勢力になっていないか確認しているでしょうか。Blogなどに広告をAd Networkから出すときに、投稿者が反社会的勢力になっていないか確認しているでしょうか。

これらの問題について、米国の広告主は社会的に責任と、ステーク・ホルダーへの説明責任から調査を行い、広告取り引きの透明性と問題がないことを明確にするまでは、広告取り引きを止めているケースが多くあります。

さて、この記事の驚きは、そもそも、デジタル広告って何?ってことです。こんなに多額の広告を止めても売り上げが伸びるということは。もちろん、広告を止めている期間が、3ヶ月ということもあり、まだ影響が軽微かもしれません。でも、この結果は、広告業界に関係しているものからすると、真剣に向き合わないといけない事実なのではないでしょうか?

ぜひ、P&G Slashes Digital Ads by $140M Over Brand Safety. Sales Rise Anyway記事を、広告主であれば、社内で読んで議論してみましょう。私たちの広告取り引きは一点の曇りもないのか?そして、デジタル広告のビジネスへの影響は?この2点において。

 

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