Web Masterのトリセツって、考えたことありますか?

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私は、夏休みを終えて、今日から業務復帰です。これからも、多くのマーケッターと、さまざまな課題を解決して行こうと思っています。

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さて、そんな中、皆さんの会社のWeb Masterは、Web Masterが行なうべき仕事を行っていますか。私も、新人の企業研究員だったこと、良く上司から「それは、君でないといけない仕事か?」と、アドバイスをもらったものである。つまり、何をすべきかきちんと考えて仕事を選択し、他に出来る仕事であればきちんとその仕事を伝えて、手伝ってもらえということである。

そして、企業のWeb担当者になったときには、まだパソコンがブラウン管のディスプレーに繋がっていて、今度は良く役員から、「企業のロゴがきちんとその色に見えないので、すぐに直せ」といわれ、良くブラウン管の設定を確認に行ったものである。本当は、これもマニュアル化しておけば、自分でいかなくて済んだのであるが。特に、Webの仕事をするようになってからは、不思議な雑用が増えた気がする。その雑用が意味のあるものであれば、良いのであるが。

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さて、この文章を読んでいるあなたの企業にも、Web Masterがいるはずである、そのWeb Masterに変な仕事は頼んでいないだろうか?そして、変な仕事を頼みつつ、自社のWeb サイトの問題点も指摘していないだろうか?これは、大きな矛盾である。そして、実際多くの企業・組織のWeb Masterは、自分の仕事に集中したいのであるが、それを集中できないジレンマを抱えている。

そんな状況を、Web担当者Forumの「Webマスターへの「とりあえず会議」「よろず相談」「これやっといて」はNG! Webマスターの上司が読むべき取扱説明書」という記事として、寄稿させて頂いた。ぜひ、Web Masterを自分のグループのメンバーとして抱えている上司の方には呼んでいただきたい。Web Master 生かすも殺すも、上司の方しだいである。

Web Masterも気になるBrand論。だったら、一緒に勉強しようよ!

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みなさん、今日は祝日で、「山の日」だったんですね。しかも、2014年5月23日には、可決されていたんですね。なんで、2年もの告知期間があったにも、関わらずこんなに浸透しなかったんでしょうね。

さぁ、そんな「山の日」の告知方法について考えさせられているのですが、今日はBrandについて考えた人向けの勉強会の告知です。Loftworkさんが主催されているWeb Master Campの次回の内容が、「ブランディング×CX」になりました。そう、気がつけば7回目ですね。

WEBMASTER CAMP

WEBMASTER CAMP

確かに、Webサイトの企画を行なっているときに、このBrandのトーンって、Webにどう表現したら良いのだろうかという疑問に良くぶつかります。特に日本の企業の場合。Brand 担当者二質問するとこんな感じで口頭で説明されますが、きちんとしたBrand Guide Bookがないことが多いですよね。

Brand Guide Bookって、見たことないよという方は、20 inspiring branding guidesを参考にしてみてください。

また、逆に新製品・新サービスのサイトを作るときには、Brandの定義を行ないながら進めることもありますが、どこまでBrandの定義をおこなったら良いかということについては、きちんと理解していないと思います。

ちなみに、Brandとは、そもそもという方は、下記の動画を見てみましょう。

少し古い動画、データも古いですが、非常にシンプルにBrandのことを理解できます。そう、Brandは、Logoではありません。現代では、Brandに実の多くの意味を持たせており、お客様もBrandによって信用する、しないなども関係しています。そして、Brandは、お客様にとって価値・意味のあるものでなくてはいけないのです。本当に、現代はBrandについて、多くのことを考えないといけません。

そして、Web Master Campで取り上げて欲しいテーマの中に、「Brand」というTopicsが出てきたので、今回、取り上げることにしました。今回は、さまざまなBrand構築支援も行なわれているシフトブレインの鈴木 慶太朗さんにも入っていただき、勉強したいと思います。

WebサイトとBrandの関係ついて知りたい。会社でBrandの議論ができないけど、どうしてよいかわからないという方は、ぜひご参加ください。今回も、一方的な座学だけではなく、Work Shopなども交えた内容になっています。

  • 日時
    • 2016年9月1日(水)13:30〜18:30
  • 場所
    • 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア10F loftwork COOOP
  • 詳細
  • 申し込み
    • 無料です。 http://wmc.net/ から、お申し込みください。

Web Masterのやることではなく、やらないことを議論してみよう!

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このBlogを読まれている方の中にも、Web Masterや、Webの管理・制作を行なっているん人が多いと思う。雑誌社や、テレビ局などのコンテンツ・プロバイダーであれば、Web Masterの仕事に誤解が少ないが、コンテンツ提供ド素人の一般企業において、Web Masterの役割、仕事とは混沌を極める。

Web Master

Web Master

私が、Web の仕事を行い始めた、1997年には、多くの役員の机に呼び出されて、企業のロゴが違うから、直しなさいと、何度も詰め寄られた。実は、この原因は、当時多く普及していたブラウン管型のコンピューター・ディスプレーの色が机ごとに異なることが原因であり、私たちの問題ではない。

では、このような仕事はWeb Masterの仕事かというと、本来はシステム、ハードの問題であり、コンピューターを提供している、総務や情報システムの仕事かも知れない。

このように、「Web」という新しいメディアと「コンテンツ提供素人企業」が掛け算になると、Web Masterの仕事の役割定義などあって、ないに等しい。

しかし、Web がコンテンツ提供だけから、サービス提供も視野に入ってきているこの時代、Web Masterが行なうことはとても多岐になってきている。

そんな議論、意外と会社の中では行なっていないのではないだろうか。そこで、私がお手伝いしている、loftwork Webmaster Camp(通称:WMC)では、今回「Webマスターのやらないことリスト」をつくるワークショップを行なうことになりました。

日程は、2016年6月22日 午後、場所は、Twitter Japanです。ぜひ、この会議を通じて、本当のWeb Masterの仕事の定義、そしてキャリア・デザインなども議論できたらと思っています。

ぜひ、興味のある方は、このサイトから参加ください。

ひょっとして、Web Pageの歴史が終わりを迎えるのかもしれない。

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みなさんが、このように私の考えを見ているこのページ。Web Pageである。そして、

世界で最初のWeb Page

世界で最初のWeb Page

が、世界で最初のWeb Pageである。もちろん、Tim Berners-Leeが、最初に作り公開したものであり、時は、1992年である。ちょうど、私が大学院の修了し、社会人になった年である。

このWeb Page、生まれてから20年が経った。Web Pageを作る技術、HTMLや、そのコンテンツを配信しするプロトコルHTTPは、非常に良い技術であり、進化を遂げながら今も、これからも使われるだろう。ところが、Web Pageの表示方法と、アクセス方法は、大きな転換点を迎えたのかもしれない。

その意味で、「Web Pageの歴史が終わり」というタイトルをつけてみた。

みなさんは、アメリカ時間4/12に話された、Facebook F8での、Mark Zuckerbergのキーノートを、もうご覧になっただろうか。

このキーノートでは、これからの10年のLoad Mapについて語られている。その中で、

Give Everyone the power to share
anything with anyone

という文章が出てくる。実はこの情報を公開するために、Internetを活用するという意味では、Tim Berners-Leeが、公開したWeb Pageも同じ目的である。

異なるのは、初期のWeb Pageは、HTMLというプログラミング言語を使わないと作れなかったこと。Facebookは、それをFacebookというプラットフォームが代わりに行なってくれることである。Facebookは、誰でもが、情報を公開しやすくすることに力点が置かれている。Tim Berners-Leeが、誰でもアクセスできることに力点が置かれていた頃より、進化した考えである。

そして、Facebookは、shareしたいものにアクセスする方法も大きく変えている。今までは、Webのコンテンツへの探索は、「知りたいこと」を検索することにより行なわれていた。つまり、知りたいことが何か、明確に言葉になっていない人には、探索が非常に難しかった。もちろん、Googleでは、画像や音声による検索を中心として、他の形式の探索方法も開発されている。しかし、この場合でも探索したいモノに近いサンプルを提示しないといけない。

Facebookにおける情報への探索は、「知っている人への質問」で行なわれることが多い。「この間の話題って何だっけ?」とか「お勧めのレストランは?」などの質問を知り合いに行なえば良いのである。今までは、その質問が、「秘密のグループ」や「特定の人」への質問だったと思う。しかし、今回発表された、Messenger Botは、それが企業アカウントに対しても可能にされている。こちらの、質問の方が、知りたいことが明確ではないときには便利だろう。

つまり、Web Pageへのアクセス方法は、

  1. アドレス帳(URL)によるアクセス
  2. Yahoo!が開発した、登録型URLリストDBに対するテキスト検索
  3. Googleなどが開発した、ロボット登録型URLリストDBに対するテキスト検索
  4. 人や、AIを伴うロボットへの質問

と大きく変わり始めているのかもしれない。

つまり、SNSの登場は、今まではメディア空間に、Owned MediaとPaid Media に追加される空間の登場と思っていたが、かなりOwned MediaとPaid Media を巻き込む形で進化し始めたと理解した方が良いのだろう。

その意味では、企業のWeb担当者は、飾り程度に作っていたFacebookページを再度見直し、アカウントの運用も見直す時期にきている。

このような意見が、少し「Jump」した意見のように思う読者がいるかもしれない。

Facebookの描くマスタープランーー私たちに馴染みのある「ウェブ」が葬られる?という、Armando Biondiさんの記事も参考にしてもらいたい。

このような変化を無視することは簡単だ。でも、一度自分午後として、考えることは無駄ではないし、重要だと思う。

 

アフォーダンスとUI/UX。アホーダンスではありません。

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コンサルタントになって、4ヶ月が経ち、今まで以上に情報システム関係の方とWebサイトの会話をすることが増えてきた。そして、IT部門の方が、Webサイトのデザインに興味を持ち、改善をしたいと思っていることも理解した。

ようやく、情報システム関係の方にも、UI/UXという言葉が広まったのだろうか。User Interface。User Experience。という言葉。

User Interfaceというのは、文字通りUserがある目的のために、操作やオペレーションをするために使う画面や境界などの設計である。車のハンドルは、車という機械に、行きたい方向を伝えるInterfaceである。

一方、User Experienceというのは、その操作自身にある快適さや、楽しさなどの感覚を伝えることまで設計しないといけない。例えば、車のパワーステアリングの場合、速度によってハンドルの重さ(回しやすさ)が変わるが、これはUser Experienceの設計を行っている。このExperienceは人の直感との結びつきも高いので、UI以上に設計は難しい。人をきちんと理解していないといけないのである。

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そして、そのUXの設計のヒントになる言葉として、今日は「アフォーダンス」という言葉を考えたい。affordanceとは、モノに備わった、ヒトが知覚できる「行為の可能性」と定義されている。例えば、木の切り株を見たら、椅子のように座りたいと思うし、急須の取っ手を見ると、持ちたいと思うなどの、「そのモノ」から連想される「アクション」のことである。

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このアフォーダンス。少し気にすると、今のWebサイトの設計の問題点が見えてくる。ここクリックしたいとに、クリックできない。フォームの入力の次には、送信ボタンがあるべきなのに、「クリア」ボタンが先にあるなど。実に、アフォーダンスを無視したページが多いことか。

このように、アフォーダンスを理解して、Interfaceを設計することは、技術以上に人の認知や自然と出る行動を理解しないといけない。そして、このアフォーダンスも変化する。最近の子供が、自宅のテレビでpinch in/pinch outする行動がみられるのは、タブレットで遊んだ経験から、自然と身についたアフォーダンスである。

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このように、UI/UXの設計と言うのは、科学といっても「人の認知・心理・行動科学」などの知識が必要であり、情報システムの持っている知識と異なる。

IT部門が、プラグラムが出来て、Interfaceを作ることは認めるが、Interfaceを設計するプロでないことを認めて欲しい。そして、Interface設計のプロが世の中に沢山いるのであるから、協働することを考えてもらいたい。そして、その初めに多くの大企業の社内システムのInterfaceを直すことからはじめてもらいたい。このことにより、どれだけ日本の生産性が高くなるのか。今は、かなり「無駄なInterface触る時間」が労働時間に含まれているはずだ。

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アフォーダンスの発見―ジェームズ・ギブソンとともに

 

アナリティック・オートメーション?何が自動になるのか.

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昨日の夜は、Web解析Meetupという、Webのアクセス分析に関して議論、情報交換する会合に出席し、お話しさせていただきました。現在は、マーケティング全般のコンサルティングを行っている私ですが、このようなマーケティング関連のData分析も当然、大好きなので、このようなセミナーも可能な限り出席したいと思っています。

昨日は、Web解析Meetupの第1回ということで、登壇者が濃く、内容も濃かったです。その中で、「アナリティック・オートメーション」という言葉が出たのですが、その話はもう少し先に書くとして、まず登壇された方をご紹介。

06d59e6cまずは、一般社団法人ウェブ解析士協会 代表理事 江尻 俊章さんです。ご存じ、Web解析の技術を広く、啓蒙するために活躍され、昨日本人も15年以上解析を行っているという、Proです。

 

 

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みなさんも、ご存知のウェブ解析士の認定試験も行っており、皆さんも、WACA初級ウェブ解析士 認定試験公式テキストのテキストは一度は手に取って、内容を確認したのではないでしょうか。私も、ウェブ解析士 認定試験公式テキストは、読んだことはあるのですが、テストは受けておらず、やや反省しております。

 

 

 

 

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次に、日本ディレクション協会の会長 中村 健太さんです。さまざまな活動をされていますが、0からのWebディレクション講座のようなWebのビジネスを行っている人に向けた講座も多数開催されています。

 

 

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そして、株式会社グラッドキューブ 代表取締役CEO 金島 弘樹さんです。この会の、発起会社であり、また分析ソリューションの提供会社ですね。

 

 

 

このセミナーの中で、「マーケティング・オートメーション」そして、「アナリティック・オートメーション」という言葉が登場しました。「アナリティック・オートメーション」とは、何かみんなで妄想を膨らませてみました。確かに、近年のDeep Learningを中心とするAIの発展は著しく、過去に似たようなDataがあるか、過去に似たような傾向はないかの判断はコンピューターに任せた方が良い時代になりました。

そして、Webのアクセス分析も、今までの集合数値の分析から、より個人に近い分析が重要になり、扱うデータ量も増えてきました。簡単に言うと、今まではPage View, Daily Unique Visitorのような数値が重要だったのに対して、初回訪問者の特徴はとか、月5回訪問してくれる人に人気のあるページはなど、かっこよく言えば、Customer Journey Mapに連動したような分析が求められています。しかし、このような分析には、分析手法の開発も含め、アイディアが必要です。

そこで、単純で過去に事例のある分析は、AIに自動化してもらい、新たな仮説づくりや、新たな分析方法の開発は、0から物事を考えられる人の頭脳を使うという分業になるのではないでしょうか。

昨日のセミナー、そんな妄想を膨らませていただける素敵なセミナーでした。そして、そのあとの交流会でもさまざまな話をさせていただきました。

これからも、マーケティングのコンサルティングを行いながら、このような新しい世界を現場の方と話すことも継続して行えたらと思っています。

そうそう、セミナーの中で話した、マンハッタン島の馬糞のBlogは、こちらです。ご参考まで。

やってみた、SEO対策。え、今更。だって、自己紹介のページが上位に出ないので。

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以前、このBlogで、「いまさら、いや今でもSEO (検索対策)」という記事を投稿しました。なんで、そんなことを皆さんに聞いて、実践したのか。ようやく、理由を公開でき、そのページを紹介できる日が来ました。

それは、自分のプロフィール・ページを、検索上位にしたい。

ただ、それだけです。ここでいう、自分のプロフィール・ページとは、アビームコンサルティングのサイト内の、私のサービス系コンサルタント紹介のページになります。残念ながら、まだ「アビーム 本間」とGoogleで検索しても、以下のような結果になります。この結果は、個人ごとに異なります。(皆さんも、試していただき、結果を、FacebookのRupuRupuのページに投稿頂けると、とてもうれしいです。)

「アビームコンサルティング 本間」と検索すると1位にはなっていると思います。

しかし、このような単純なSEOですら、1ページしか編集できない場合は大変です。私の編集できるテキストの中に、「アビームコンサルティング」と2度も登場。多くの場合、自分の自己紹介には、自分の所属している社名は記入しないものです。しかし、すでに私の場合、他のWebサイトで、「アビームコンサルティング」と「本間」の組み合わせのページが出来上がっていたので、それをGoogleのアルゴリズムで抜かさないといけません。

次に、この、「アビームコンサルティング」と「本間」を知らない人もいる場合用に、「デジタル マーケティング 本間」の検索対策を行おうと思いましたが、こちらのほうが競合が多いのです。なんか、奥谷さんや、上代さんとのページが上位に出てくるのは大変うれしいのですが。

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Googleで「デジタル マーケティング 本間」と2016/1/19に検索した結果

こちらの方が、上位に上がれる気がしません。でも、何も対策しないのは良くないので、本文に[Digital][デジタル][Marketing][マーケティング]の言葉を、この少ない文章に散りばめてみました。結果、このプロフィール・ページのテキストの完成になっているのです。

制約条件が、多い中でもSEOは行ったほうが良いのですが、やはり難しいですね。

あ、それと、こんな検索での順位、見つけたよなどの報告は、FacebookのRupuRupuに投稿頂けるととても嬉しいです。個人ごとに、どれだけGoogleの検索結果が異なるのかも知りたいですしね。

そうそう、プロフィール・ページ2016/1/27のセミナーへのリンクがあるのですが、どれだけセミナーに私の知らない方が参加されるかが、最初のこのSEOの結果だったりして。それは、それで、不安ですね。セミナー参加者が、全員知っている人だけだったら。

いまさら、いや今でもSEO (検索対策)

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先週のクリスマスの日に、にわかに私は、Facebookで以下のような質問をしました。

最近って、WebページのSEOアドバイス用に、キーワードの濃度を表示してくれるWebサービスって、もうなくなったの?
昔は、平文入れたら、単語別の濃度を表示してくれるページってあった気がするんですが。

なんで、こんな質問をしたかというと、とある企業のページに原稿を書かなくてはいけなくなったからである。今さら、SEO (Search Engine Optimize)ではないだろうと思うかもしれないが、いまだにWebページの探索は、テキスト中心の検索なのである。

Googleが、Year In SearchというVideoを公開しているが、これもテキスト検索なのである。

このようにBlogを書いている私も、どのような言葉を使って、BlogをPostすべきかは、SNS(Facebook, twitter)からの流入が増えた今でも、とても気にする。キーワードウォチャーのような検索回数のデータも見るし、それにあわせて自分の原稿の言葉使いも修正する。そう、実はBlogと書かずにブログと書くべきことも、。キーワードウォチャーのような検索回数のデータは教えてくれる。blogが2015年11月には7,700回の使用回数なのにたいして、カタカナのブログは、108,000回もあるのだ。

そして、それを理解してどの単語を何回程度、原稿に書くかを調整したい。そのために、原稿の中の単語の濃度を知りたかったのだ。皆さんに紹介してもらったのは、以下の2種類である。感謝の気持ちも含めて、整理しておきます。

User Localのだれでも簡単に使えるテキストマイニングツール

http://textmining.userlocal.jp/

このWebサービスは、Webページにテキスト入力Boxがあるので、そこに原稿を書き込めば、単語の出現頻度や、単語間の関係を図にしてくれる。非常に簡単なToolである。

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ohotukuのキーワード出現率チェック

http://ohotuku.jp/keyword_ratio/

こちらは、公開されているWebページのURLと調べたい単語を入力し、出現頻度を調べるToolである。

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このように、自分の関係しているページの単語のチューニングによる検索エンジン対策は地味な仕事であるが、もう少し残るのだろう。

もちろん、現在単語辞書なしの意味理解というアプローチもAIの世界では進化しているので、違う文字列の単語も、意味が同じであれば、検索結果に反映される日もすぐそこに来ているとは思うが。

あ、これらのToolを使ったページの公開は、年明けになります。公開されたら、またご連絡しますね。っていうか、本当に1ページだけなんですが。

 

Webコンテンツも良いけど、Webを使った事業もね

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年末になると思い出す広告がある。「おせちも良いけど、カレーもね」である。まぁ、多くのこのBlogの読者は知らないと思うのであるが。

まぁ、ここではこの大場久美子さんのCMではなくて、自分たちの仕事について、少し考えてみたいのである。それが、「Webコンテンツも良いけど、Webを使った事業もね」である。

IoT (Internet of Things)という言葉が出てきて、もう2年は経つと思うが、社内で研究している人はいるだろうか?おそらく、多くの会社にはほとんどいない。しかし、ad tech Tokyo 2015のKey Note「テクノロジー戦争に備えよ、世界の最先端に日本はどう挑むのか」(アニス・ウッザマン)とセッションでは多くの技術の話が出てきた。ロボットも出てきた。このロボットも、Internetに繋がっていることで、Deep Learningを行い、さまざまなサービスを提供する。

私がさらに興味を覚えたのは、遠隔手術装置、Da Vinciである。

このDa Vinciは、遠隔手術を可能にするだけでなく、長時間の手術でも、筋力の疲れを気にせずに手術が行えるものである。これも、Internetの進化と、センサーなどの進化によって実現されたものである。

つまり、JIBOもDa VinciもWebの技術を活用した新しいソリューションなのである、私は、「本間充氏 × キリン 上代晃久氏 「これからの理想のWebマスターはこうあれ!組織やチームを超えて”ベストチーム”を作る」でも、述べたように企業のWeb担当者は、このような新たしいWebサービス・事業を考えるのも、一つの責務になってきていると思うのである。

Webを広告やコミュニケーションだけの領域で活用する時代は終わったのではないでしょうか。そろそろ、いや今すぐに事業に活用することも考えるべきだと思うのです。そこで、急な話ですが、明日、Webmaster Camp BOWNENKAIといういう名の討論の時間を作っていただきましたので、皆さんでぜひ妄想を膨らませてみましょう。妄想・野心も事業創造には重要です。

本当に、急な告知ですが、興味のある方はぜひ。

そうそろそろ私たちも、「Webコンテンツも良いけど、Webを使った事業もね」

 

企業のWeb担当者は、HTMLが書けるのか?Cookieの仕組みを理解しているのか?

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今日は、8/31である。一般的に、東京では小中学生の夏休み最終日だそうだ。私は、札幌育ちなので、夏休みはお盆が終わる、8/18頃にいつも終わるので、9月とともに新学期といわれてもピンと来ない。

さて、夏休み最終日といえば、宿題の締め切りである。そこで、思い出したことがある。企業のWeb担当者は、自分で簡単なHTMLを書けるのであろうか。アドテクノロジー好きな広告主は、Cookieの仕組みを理解しているであろうか?

簡単なHTMLの例

簡単なHTMLの例

この私の、WordPressで作られているBlogも、ソースを見れば、HTMLで書かれている。

HTML
HyperText Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)

とは、Webのページを、ブラウザーが文字や図を表示させるために作られた言語である。1989年に登場したこの言語である。初期のころの歴史は、W3Cのサイトに詳しく書かれている。初期のころのHTMLには、命令できるコマンドが少なく、この「千葉麗子とつくるインターネットホームページ―世界一やさしいHTML入門」では、なんとHTMLのコマンドは、見開き2ページ分しかない。

私の家には、なんとこの本に、監修の伊藤譲一さんにサインして頂いた本があるのだが。

さて、簡単なHTML、たとえば、

<body>
 <h1>私の主張</h1>
  <h2>序論</h2>
    <p>まず私のいいたいことは…ということだ。</p>
    <p>次に言っておくべきは…なのだ。</p>
  <h2>本論</h2>
   <h3>いいたいことその1</h3>
    <p>最初の点をくわしく説明しよう…</p>
   ...
 </body>
</html>

くらいは、何も見ずに、企業のWeb担当者は書けるのであろうか?ここの<h1>とか<h2>というものが、SEOの文字の含有量計算に使われる、重要な文字の大きさ指定なことも、わかっているだろうか?

今や、確かにHTMLの要素は複雑になり、そして、CSSや、JavaScriptも理解しないと、きちんとしたWebページはできない。でも、基本的なHTMLの文法や簡単なコマンドは覚えておいて損はないだろう。

例えば、「30分間HTML入門」とか、参考に少し覚えてみるのは、動だろうか。

次に、Cookieについてはどうだろうか。Cookieは、個人情報になるのとか、Cookie使えなくなるから、アクセス・ログ取れないとかという、会話によく出てきますが、Cookieの仕組みは理解していますか?

Cookieの基本動作

Cookieの基本動作

こちらは、Cookie制御のプログラムを書ける必要はないでしょうが、仕組みは理解した方が良いですね。この正しくは、HTTP Cookieは、1994年の登場以来、さまざまな議論をされながら、発展してきました。基本は、Cookieというものは、実態があり、各自のパソコンにデータとして保存されています。

この各自のパソコンにデータとして保存されるということから、何人かの人が気持ち悪いがり、初期はCookie反対との意見も多くありました。また、何が保存されているかも、多くのユーザーには見えないので、それも議論になりました。

Wikipediaの解説

等を読んだり、身近なWeb Programmerに教えてもらうのが良いでしょう。このCookie、個人情報保護の問題にも絡んで、Webの担当者はきちんと理解しないといけないでしょう。

きちんと理解しないまま、ことにあたると。

「厳重なファイアウォールで隔離されている」

という、甘利大臣のような発言につながります。そうならない前に、基本的なことはしっかり学んでおきましょう。