マーケティングとは「組織革命」である。それは、そうだ。でも、そこまでマーケッターが、万能でもない。

標準

働き方改革を自ら変えた結果(参照:キャリアの話をしていたら、自分のキャリアを変えてしまいました。 )、タイム・マネジメントに自由度が出てきており、好きなだけ働けて、好きなだけinputもできる。本当に、楽しい。

今までは、さまざまな本を献本いただいても、会社の雑務の優先度が高いと、そのままお蔵入りみたいなこともあった。最近は、本を頂き、興味があれば、時間を作れば、すぐに読める。本当に、幸せである。そして、今回読んだ本は、マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド(森岡 毅)である。

この本に書かれていることは、私も非常に賛同し、共感する部分が多い。マーケッターという専門職であれば、対外的な社外マーケティングだけではなく、社内のマーケティングにもその力を発揮するべきだし、できるはずである。

マーケッターが、「新しいマーケティング・プランを説明したら、社長に承認もらえなかった」などと愚痴をこぼす方がいる。私はそのような会話を聞いた後、そのマーケッターに対して、社長にも説明できないのに、社外の人に説明を上手に行うことができるのかと不安になる。

つまり、マーケティングを行うためには、お客様を巻き込むこと以上に、社内の関係者を巻き込む必要があり、その為には、時に「組織革命」が必要なのだろう。実際、森岡さんはUSJをV字回復させ、それ以上にUSJのブランドを確立させたマーケッターである。

ところで、最近私が考えるのは、マーケッターが対峙している事象やプロダクトが、とても複雑になっているのではと思うことである。高度の科学技術を使った商品やサービスが増えてきている。そんな中でも、マーケッターはリーダー・シップを取り続けられのだろうか?例えば、明日から私が、FinTechのサービスのマーケッターになった場合、私はこのビジネスのリーダーになれるかは不安である。

技術が高度化していること以上に、できない理由の一つに、個人や組織の持っている情報があまりにも断片的なことがあるのかもしれない。すべての情報が1か所に集まることが難しい場合の事業では、この本で書かれているようにマーケッターが率先して組織革命を行うのは難しのではと、この本を読んで感じた。私自信、そのことに正解はないのであるが。

ちょうど先週も、早稲田大学の大学院生にAI(人工知能)の産業界での活用事例や取り組みを講義したのだが、その時も、学生からどこまでAIは進化するのかという質問を受けて、私には答えがなかった。このようなところにも、マーケティングがあるのだが。

さて、少し話をマーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド(森岡 毅)の内容に戻そう。マーケティングの話以上に、組織の人の動かし方について、説明されている部分が多く、ここも参考になる。「 組織に熱を込めろ!」というタイトル化からわかるように、やはり情熱は必要である。そこも、強く合意である。私たち社会人は、ビジネスの時間は、思いっきりビジネス・パーソンを演じるべきだ。その演じ方次第で、相手が手伝ってくれることも、誰もついてこないときあるだろう。

本全体、本当に文章も良く、非常にすんなりと読めた。マーケティング・マネージャーだけではなく、マーケティングの若手メンバーにも読んで欲しい本である。そして、重要なのは、各自の感想が異なることだ。感想の違いの数だけ、マーケティング手法もあるのだ。

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