最近、経営者の方がBrandに対して、軽く考えている事象が続いていると思うのは、私だけだろうか。「業績不振の大塚家具 提携戦略は実を結ぶのか」では、大塚家具とTKP会議室の融合。「楽天市場が、ビックカメラと提携?うまくいくのか。」というニュースもあった。
少し気になってきたので、「日本を復活させるB2Bマーケティング」で、「B2B企業は「ブランドイメージ」を大切に扱っているか」という記事で、他の事例も含めて、少しまとめさせてもらいました。
思うに、このような企業間連携や融合の議論のときに、「お金」の問題だけが議論されていて、顧客、相手先の受け取り方を議論していないのではないだろうか。もっと、悲劇なのは、このような重要事項の決定の際に、マーケティング的な議論がされていないのかもしれない。来年もこのような話は出るのだろうが、ぜひマーケティングの考えも参考にして、顧客にとっても意味のあるBrandの統合や融合を行って欲しいと思う。