本日は午前中、横浜にあるニュースパークで、日本新聞協会のデジタルメディアセミナーにて、パネルディスカッションに出席してきました。今回は、パネラーです。モデレーターに、奈良岡将英 さん (静岡新聞社 社長室経営戦略推進部副部長)パネラーとして 鈴木 雄一 さん (サッポロビール株式会社 マーケティング開発部)、今田 素子 氏 (株式会社メディアジーン 代表取締役 CEO)さんと、私の参加でした。

左から鈴木さん、奈良岡さん、今田さん、私。
内容は、会員向けセミナーなので、ここではあまり書きませんが、非常に面白い内容で、私も驚きが多かったです。新聞社が、デジタル時代をどのように理解し、活用するかを考える中、「エンゲージメント」というテーマを中心に議論したのは非常に面白かったです。
さて、ここでは少しこのセッションと離れてデジタルとビジネスの関係について少し考えたいと思います。今私たちは、「デジタル」と言っていますが、時間が経てば「デジタル」という言葉はなくなる、言わなくなるのではないのではないかということです。
今の小学生にとtって、「デジタル・カメラ」は「カメラ」です。逆に「フィルム・カメラ」を説明することのほうが難しいです。そしで、「デジタル・カメラ」なので、シャッターを何度も、遠慮もなく押します。フィルム時代と異なり、何枚でも取れるからです。一方、フィルムの有難さが染み付いている人は、今もシャッターを慎重に押すかもしれません。
ビジネスも、今は「デジタルを使ったビジネス」と「デジタルをあまり活用しないビジネス」を区別しますが、その内すべてのビジネスは「デジタルを使ったビジネス」に代わり、それが標準になるのではないでしょうか。そして、それを「ビジネス」と呼ぶようになるのではないでしょうか。
では、どうしたら良いか。意外と、頭の中で考え過ぎずに、やってみたほうが良いのかもしれません。「デジタル・カメラ」買って、これは何かを考えるよりも先に、使って理解してみたように。
小さく、デジタルのビジネスを進めてみる。成功したら、その成功理由を考えずに、拡大する。失敗したら、失敗の理由を理解したという価値をとって、撤退する。このくらいの雰囲気で、デジタル・ビジネスを考えることも、ありなのかなと、今日のニュースパークでの、日本新聞協会のデジタルメディアセミナーに参加しながら思いました。
そうそう、本日パネラーで参加されていた、サッポロビールの鈴木さんは、パネルの後、恵比寿麦酒祭りに戻られました。こちらは、9/16~9/19まで開催しているので、私も行ってみようかなと思います。