GoogleのScience Jamという、企画にお手伝いする関係から、なんとノーベル物理学書を2008年に受賞された小林誠先生のお話を、高エネルギー加速器研究機構で、伺えました。
このイベントは高校生が対象で、その講演の後に、高校生の「物理を行うきっかけは」との質問の中で、先生は以下の本を紹介されたのでした。
それは、「物理学はいかに創られたか」という、本である。この本の著者の一人は誰でも知っているアインシュタイン博士であり、したがってこの本も50年以上も前に書かれた本である。
このような入門書は、今回の小林先生の講義同様に難しさが伴う。それは、なるべく専門用語を使わず、数式も使わず説明しないといけない点である。私は、この本を読んだことがないので、これから早速、読んでみようと思う。
物理と数学は、非常に関係の深い学問であり、数学者として。そして、本当の専門家は自分の領域を簡単に解説できないといけないと私自信も常に思っているからである。
正確には、この本は、上下2冊にわかれている。内容は、きっと知的好奇心をくすぐる内容だろう。自分ためにも、また自分のお子様が高校生程度で、科学が好きなであれば、薦めてみるのはいかがだろうか。
本の詳細:
「ノーベル物理学賞の小林誠先生に、物理に入るきっかけの本を伺った」への1件のフィードバック