本:「ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?」。尾原さんの、グーグル、アップル、フェイスブックの解説がキレキレ

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この本の著者の尾原 和啓さんと初めて会ったのは、まだフィーチャフォンが会ったころ。つまり、2009年だっただろうか。ちょうどその頃は、iモードの話などを教えていただいたのですが、その時から、この人はキレキレだと思っていました。

そして、その尾原さんが「ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?」という本を出版されたので、楽しく読むことにしました。

まず、この本では「プラットフォーム」というインターネットのサービスの概念の定義を行います。たとえば、グーグルの検索サービスは、実は誰からもアクセスされなくなると、いくらその検索サービスの質が良くても、価値がなくなります。これは、今までの「モノ」の価値とは大きくことなります。尾原さんは、この「プラットフォーム」の説明を丁寧に行います。

ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか? ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか?

そして、私が一番楽しく読み進んだのは第2章のプラットフォームの「共有価値観」--グーグル、アップル、フェイスブックを根本から読み解く です。グーグルの価値観とアップルの価値観は、大きく異なる説明の部分は、なんとなく感じていたことを、明確な言葉で記述しています。非常に、頭がすっきりします。キレキレです。

また第5章には、日本の企業「リークルート、iモード(NTT DoCoMo)、楽天」の哲学や、基本的な考え方が整理されています。ここは本人の経験も含まれています。

このように、この本はタイトルの「プラットフォーム」という無機質な言葉とは反対に、企業や、人と人の関係などが、最新事例とともに多く語られており、非常に刺激的な内容になっています。これから、企業に入る人や、企業を起こそうと思っている人は、大変参考になるのではないでしょうか。

本の詳細:

ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか?
(NHK出版新書 463) 新書 – 2015/6/9
尾原 和啓 (著)

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