改正個人情報保護法って、広報・宣伝部、Web担当者に関係あるの?

標準

Web広告研究会では、2015年7月28日(火) 15:00~17:00に「消費者とよりよい関係性を築くために~個人情報保護のリスク対策~(仮)」という、セミナーを行います。このタイトルでは、わからないことも多いと思うので、少し解説します。

彩ちゃんの番号も準備中だよ! に、やや心配を覚える。 彩ちゃんの番号も準備中だよ! に、やや心配を覚える。

「マイナンバー」の導入により、個人情報に関する、法律に改正があります。今までと大きく異なる点といえば、今までは5000件以下の個人情報のリストは、「保有個人データ」ではなかったですが、この5000件条項がなくなります。それに、企業に個人情報保護管理者(CPO)を置かないといけません。

とはいいつつ、まだ施工前なので、その勉強会といとして、Web広告研究会で、セミナーを開催するのです。では、なぜWeb広告研究会で、という話に戻りましょう。

広報・宣伝部の方も関係者です。社内のCPOと相談した?

そうなんです。今回から、5000件条項がなくなったので、以下もしっかりと管理しないといけません。

  • マスコミ関係者の担当者名簿
  • 各代理店の担当者名簿
  • 関係者に一斉に配信する、FAX番号や、メールのリスト

今までは、関係なかったものが、今回から保有個人データになります。管理方法を決めないといけません。

Web担当者はさらに難しい

Web担当者は、さらに難しく、メーリングシルトの名簿は自分たちが直接配信していなくて、委託していても、当然個人情報の保有にあたるので、きちんと管理しないといけません。

では、PCのCookieの利用は。そして、第3者のデータを使ってRe-Marketingは。となると、きちんとここは、運用していることをCPOと相談して、利用者に開示しないといけません。

ここで、問題になってくるのが、誰がCPOになるのかということです。政府でも「特定個人情報保護委員会」という組織を作り、この活動をおこなっています。5人の委員がいますが、システム系の方は1名という構成です。これは、基本的にどの民間企業でもこのようになり、CPOは、法務/管理部門から出てくると思うのですが、この方たちに、自社で使っているad technologyを説明しないといけません。

そして、またそれとは別に、各社自社サイトで公開している、個人情報やプライバシー・ポリシーに関する記述の見直しが必要になるでしょう。こちらは、そのページの責任者が皆さんでないとしても、法務や広報などと連携を取って、スムーズに公開しないといけないでしょう。

今回のセミナーの狙いは

今回、Web広告研究会で、セミナーを開催する大きな理由はこれです。Web担当者、宣伝/広報の方と、法務の方と一緒に聴講に来てほしいのです。そして、セミナーの中で、会社で行わないといけないことを確認してほしいのです。

今後、この内容の企業向けのセミナーは有料のものが増えると思います。Web広告研究会のセミナーは、参加しやすい条件にせっていしてますので、ぜひ活用ください。

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