サウス・バイ・サウス・ウエスト インターラクティブも残り2日です。そう考えるとあっという間でした。そして今日のラインアップも、短期・中期・長期に使えるものの3点から選びました。
まずは、Bitcoin at SXSW 2015: What Is Bitcoin?です。何か、日本では、Mt.Goxの破産が大きなニュースになりましたが、あまりきちんと実態を知らなかったので、参加してみました。そして、SXSWで、初めてBitcoinのセッションは1日分開かれるようになったということは、このBitcoinの存在をアメリカでも認めたということでしょうか。Bitcoinって、TCP/IP のメールのプロトコル(SMTP)を使って、通貨のやり取りをおこなっているんですね。そして、いつでも実在の通貨と交換できる。現在、通貨との交換に手数料がかかるが、限りなく0にしたいことなどが説明されました。でも、Bitcoinの発行が、今は時間ベースなことなど、今までの通貨の概念では理解できないこともあり、まだまだ勉強しないといけない感じでした。
次は、YouTubeのNaymar Jrの取り組みです。3シーズン、それぞれ6エピソードを展開した時の背景を説明されました。まぁ、ヒントで大きかったのは、登用するタレントのファンのPropertyを、調べてコンテンツを作るという、逆の発送が面白かったですね。
このトラックでは、
#1 Find the character’s true voice
#2 Do we really big media corporations when you have your own audience?
#3 relevance is key
#4 It’s only the begginning
など、YouTube動画のヒントを説明してくれました。まぁ、日本で語られる内容と、あまり差はないのですが。
そして、3番目は3D Bioprinting: The Next Revolution in Healthcareと、将来の再生医療のお話でした。とても、面白かったです。
今も、手術前に患部などを確認するための上のようなモデルを3Dプリンターで作ります。しかし、ここでのtopicsは、それを超えて、再生医療です。つまり、細胞をとって、培養して、組織を作るということです。
この写真のように、骨の部分を作るモデルよりもハードルは高いです。現在考えているのは、下のような乳がん患者の乳首の再生だそうです。
どこに3Dプリンターが出てくるかというと、組織には幾つか機能の異なる細胞が必要なわけで、それを配置するためにプリンターを使い、培養・再生させて、組織に戻すことを検討しているそうです。夢のある話ですが、規則もないので、それも問題だと説明されていました。
そして、最後に聞いたのは、Fixing Transportation with Humanity and Technologyで、Uberの先の、車の相乗りサービスの説明です。Zimrideというサービスです。こちらは、YouTubeに内容が公開されるでしょうから、ここでは、省略。
こんな感じでは、今日は、短期テーマのYouTube、中期テーマのお金の流通、長期テーマの再生医療、そして現在成功しつつあるビジネスとコンテンツを楽しみました。
SXSWは、自分の仕事や生活を見つめなおすことが可能なコンテンツも多いところですね。本当に勉強・刺激があります。
「SxSW Day 4は、Bitcoin, Neymar Jr, Bio Printing? 良くわからないライン・アップ」への2件のフィードバック