このBlogや、SNSネットワークを参照してくださっている方の多くは、マーケティングや、Digitalに興味ある方だと思う。それは、とても有難いことであり、本当に感謝の気持ちで一杯である。こんな数学者でも、マーケティングやDigitalに少しでも貢献や、期待値を持たれているだけでも本当に嬉しい。
そして、今年もad tech Tokyoの季節がやってきた。今年は、光栄なことに2つのセッションで、モデレーションをさせて頂く。このようなカンファレンスに参加することは、私のアイディアの整理や、多くのアドバイスを頂けるので、非常に意味のあるものだと思っています。いわゆる、会社の仕事のための、準備としては、重要なものである。会社の仕事が収穫だとすれば、このようなカンファレンスに出ることは、田・畑を耕す意味があるのであろう。
ところで、皆さんはこのようなカンファレンスにいくつ参加しているだろう。また、自分の力の向上のためにどの程度、計画を立てているだろうか。ここに、このBlogの読者に協力を頂いた、カンファレンスの認知と参加のデータがある。
見ればはっきりしているが、参加が少ない。理由はいくつかあるだろう、開催地が日本ではない、参加費が高いなどなど。いや、ちょっと待ってほしい、あなたは、カンファレンスを知っている。そのカンファレンスを知っているメンバーがほかに沢山いるだろうか、その組織の中に。そして、そのカンファレンスに興味があるから、認知しているのであるとしたら、カンファレンスは仕事に近い領域のはずだ。
私は、以下の2つの理由で、カンファレンスには計画的に、そしてもっと行くべきだと思う。
一つ目は、自分の基礎体力強化のためだ。会社や組織に、あなたの力を提供したとしたならば、次の力を得るために、もう一度体力をつけるために、カンファレンスに出て、体力を養うべきだ。日本の会社・従業員は、あまりにも自分の強化のために、もっと組織に教育の機会を得られように努力すべきだし、経営者はそれこそが大きな従業員のつなぎとめの方法だと理解してほしい。
二つ目は、あなたが知っているカンファレンスは、あなたが行き、企業に意味があるかどうかも含めて、確認すべきだ。意味があれば、他のメンバーに推奨し、無駄であれば明確に無駄だとレポートすれば良い。これは、企業活動において、外部の知識・知恵を取り込むためには、重要なことだ。
もう一つだけ、別な、そして邪悪な理由を付け加えよう。あなたは、自分の会社で、」自分の机で仕事をしていることで、大きな成長を遂げただろうか。そして、その成長はその領域のTop Classの成長だっただろうか。
ad tech Tokyoでは、多くのマーケッターがあつまり、変革しないといけないマーケティングについて、多くの議論が行われるだろう。そして、たくさん得るものもあると思う。
カンファレンス参加後、ad tech Tokyoで得られたことを、もっと多くの領域で得るためにはどうしたら良いか、考えてほしい。
私の意見は、「自分を枯らしたくないのであれば、常に田畑を耕すことであり、そのために、カンファレンスの参加は重要な手段である。」