将来有望な創業間もないベンチャー企業と投資家を中心とした支援者を結びつけることにより、シードマネーや支援の供給を促し、「日本発の世界を目指すグローバルベンチャー」を育成することを目的の会、「Innovation Weekend」が今年もスタートし、2014/4/25のKick Off Meetingに参加してきました。
Startupの方と、投資家・企業のマッチングができるこの会は、今年のテーマを「BE GLOBAL OR DIE LOCAL」として、今年はシンガポール、ロンドン、ボストンでのStartupのピッチ大会を行い、そして最終回は日本で海外のスタートアップと日本のスタートアップが、競う形になります。
Kick Offでは、「Tech in Asia」の創業者の Willis Wee 氏と、「gengo」CTO, Matthew Romaine 氏の講演があり、非常に興味深いお話を聞きました。
Wills Weeさんは、Tech in Asia, Games in Asia, Techlistの3つのメディアを運営しています。そして、今回企業におけるCultureが非常に大切なことをお話して頂きました。
そして、その中で5つの重要点として、以下をお話されていました。
- Starts from the founder
- Communicate, be transparent
- Let them be happy
- Facilitate, don’t content
- Get the right people
これらのポイントは、起業集団だけでなく、普通の企業にでも当てはまることであり、確かにGlobalに戦うためには、理解しないといけないポイントだとおもいました。
続いて、Matthew Romaineさんの講演では、ANIMEというポイントについて、日本のアニメを紹介しながら、楽しくお話を頂きました。このANIMEとは、
- Ambitions
- Nimble
- International
- Mature
- Experimental
のことであり、これらが企業の成功の鍵だと話して頂きました。gengoは、クラウド・ソーシングを利用した、翻訳サービスであり、日本をベースにグローバルにビジネスを行っています。このようなモデルが、たくさん出てくることが、このInnovation Weekendのテーマです。
そして、最後にアレン・マイナー(Allen Miner)さんから、日本の起業を取り巻く環境が非常に良くなっており、いまこそグローバルに進出する起業を産み出す時だとのお話がありました。多くの企業がグローバルを目指している中、新しいInnovativeな起業からも、グローバルに戦える人たちが出ると、本当に良いと思います。
最後に、今回会場が、TBWA Quantumさまで行われましたが、TBWAさまが、このような起業と企業をマッチさせるようなビジネスをしていることにも、非常に興味を覚えました。
さぁ、今年も多くの起業の方とお会いして、自分の組織のInnovationについて考えていきたいと思います。