なぜか、日本でビールというと、ラガー・タイプの黄金色のビールに、10中8,9決まります。最近でこそ、黒ビールも飲まれるようになりましたが、確かに私が成人した頃には、ギネスのようなスタウト・ビールは、なかなかありませんでした。
ちなみに、ラガー・タイプは、ドイツ発祥で、スタウトは主に、イギリス、アイルランド発祥。そして、この2つの中ででは、アルコール度数が高いのはスタウトで、カロリーが高いのがラガーである。
さて、話を戻して、ラガー・タイプは下面発酵で貯蔵工程が必要なため、大量生産に向いているので、カールスバーグやバドワイザーなど、多くのビール会社の主力商品でもある。そして、日本人は暑い夏にビールを、体を冷やすために、最初の一杯を一気に飲み、喉を潤すのである。これも、もちろん最高である。
さて、ビールは喉越しだけだと思っている人に進めたいのが、沼津発祥のBaird Beerである。「個性のあるビールしか作らない」とサイトにも書いてあるように、さまざまなビールがある。
定番だけでも、10種類あり、その他にも季節限定のものがある。
この黒船ポーターなどは、一気飲みができない。アルコール度数は6%であり、それが問題なのではなく、本当にスモーキーなのである。そして、ビターである。このようなビールは、ゆっくりの濃い味の料理と楽しみながら飲みたい。フライド・ポテトではダメだ。辛いチョリソーや、日本人ぽく漬物でも良い。
もちろん、定番のラガー・タイプもある。
ぜひ、自分の好みのビールを、「喉越し」以外で探してほしい。新しいビールとの付き合い方を探せるはずだ。
このBaird Beer、沼津に行かなくても都内でDraftで飲める。Baird Taproomである。私は、良く原宿店に行く。最初に行く時には、店の案内が小さいので、気をつけて行ってほしい。土曜・日曜は昼から開いている。昼ビ with 焼き鳥が楽しめる!!